銀のステッキ

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銀ステ旅先案内人

2017/09/08

四国まんなか千年ものがたり~添乗員報告です~

今年の春にデビューした、週末限定運行の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」

略して千年列車の旅へ。

その名の通り四国の真ん中を目指します。

今回は香川の多度津駅から徳島の大歩危駅を目指す「そらの郷紀行」、約2時間半の列車旅。

天気が非常によく、緑の山々と川面の景色が素晴らしく気持ちよかったです。

四国の四季をイメージしてデザインされた車両。春・夏・秋の3両編成です。

週末だけの運行ということもあり、ほぼ満席。

今回私たちが乗車したのは、緑の先頭車両「春萌(はるあかり)の章」でした。

春を連想する内装、木をたっぷり使った落ち着いた車内は、窓も大きく景色を

ゆったり楽しめます。

 

ノスタルジーな雰囲気漂う、秘境の駅・坪尻駅。

無人のこじんまりとしたこの駅は、こうした観光列車のお客さんしか訪れないそう。

列車以外の交通手段はここより100mほど離れた国道からの徒歩。

まさしく秘境です。

2億年もの年月をかけて作られたと言われる現在の大歩危小歩危の景観。

流れる吉野川は徳島市内に向かって流れていきます。

写真では見えづらいですが、ラフティングを楽しんでいる方たちもいらっしゃいました。

 

 

快晴の四国を満喫した2日間。

私にとっては久しぶりの里帰りにもなりました。

 

実は少し前、JR四国が「現在の経営状況では全路線の維持は難しい」という

衝撃的な発表をされました。

驚く反面「毎年赤字だからなぁ・・・」と納得も。

生活に欠かせないとはいえ、採算が取れない路線を維持するには限界を

越え続けてきたのでしょう。

朝夕のラッシュ時を除けば、空いた車内。

ゆっくりできるのが田舎のいいところでもあるのですが。

 

伊予灘とともに千年列車には末長く頑張ってもらいたいものです。

四国の列車旅、まだの方はぜひいらしてください。

(2017年9月2~3日 四国まんなか千年ものがたり)

 

銀のステッキスタッフご紹介

まだ十代のころ、初めて参加した海外ツアーで献身的な添乗員さんの働きぶりに触れ、「私にはとてもムリ…」と思ったものですが、その後なぜか旅行業に就き、長らく海外ツアーの手配・添乗を担当しています。思うに、何でも食べられ、何でも飲めて、どこでも一瞬で眠れる、その一種の鈍感さが海外添乗向きなのかと(世の添乗員さん、ごめんなさい)。一方、趣味が高じて、国内ツアーで担当しているのは落語や歌舞伎など舞台もの。共通するのは、非日常へのトリップです。

古都奈良で生まれ育った環境からか、小さい頃から寺社仏閣めぐりが大好き。美しい仏像に出会えた時が、心ときめく瞬間です。休みがあればもっぱら温泉へ。それが山奥の鄙びた宿であれば尚良し。寺社にしても温泉にしても、脈々とその心を守ってきた人がいて、文化が継承されてきた証です。賑やかな表通りではなく、裏通りの忘れられたような場所にこそ、思いがけない出会いと旅の醍醐味があります。シブくて味わい深い旅を皆さまと一緒に築き上げていきたいと思います。

赤とんぼの街・たつの出身の私は、教室から見える山々を見て育ちました。山に秘密基地を作り、落ち葉を踏んで音を鳴らし、川でいかだ下りをしたり…。そんな私が大きくなり、海外に興味を持ち、2年間アフリカの真珠「ウガンダ」で生活しました。見たもの触れたものに、驚き、学び、活かすことを覚え帰ってきました。皆様とご一緒する中で目にする風景をいろいろな記憶と重ね、幼いころと変わらない気持ちで今日も皆様に特別な一日をお届けします。

徳島県という海と川に恵まれた土地で育ったせいか、旅先もまた海や川などの水辺が多い私。美しい景色をただ眺めているだけでも十分なのですが、一番の楽しみはダイビング。水中の浮遊感はそれだけで日常を忘れさせてくれます。どれだけ普段の生活から離れられるかが行先を決める基準かもしれません。最近、山の楽しさにも気づき、登ったり下ったりと忙しい日々です。四季折々の景色を見に…、いえ、体を動かすのが一番! 皆様のリフレッシュの旅に、ご一緒させていただきたいと思います。