銀のステッキ

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銀ステ旅先案内人

2017/03/27

関西空港の舞台裏 Part2(税関編) ~添乗員報告です~

機内食工場の見学の後、向かったのは

旅客ターミナルと同じ敷地内にある「CIQ合同庁舎」。

こちらで税関の主な役割の説明と

麻薬探知犬のデモンストレーションを行ってくださいました。

海外に行かれる方はご存知ですが、

税関は不正な荷物の持ち込みや麻薬・銃器などの密輸を

水際で食い止める役割を担う重要な機関の一つ。

密輸の手段はスーツケースや底の分厚い靴を二重底にして、

麻薬を仕込むなどなど。

年々その手口は巧妙化して居ます。

旅客ターミナル内・荷物受け取り場の一角、実際に犬を率いて

業務に当たる「ハンドラー」と呼ばれる方達がいらっしゃいました。

写真の麻薬探知犬は「バン君」。

「麻薬探知犬に向いているのは人懐っこくて、遊ぶのが大好きな活発な犬です。

人が多いところで業務に当たることが多いので、人見知りが激しい子は向かないですね」

 

ちなみに、人間にとっては麻薬の発見は「仕事」ですが、

犬にとっては「楽しい遊び」だそうです。

「麻薬の匂いがするもの」を見つけると、ハンドラーにものすごく褒めてもらえる。

つまり楽しいことであると覚えさせることが重要だそう。

デモンストレーションでは、実際に麻薬の匂いがついたタオルを

お客様の一人にバッグに入れてもらって行いました。

フンフン・・・。

順番に匂いを嗅いで行くバン君。

正解のバッグを持ったお客様の前にくると、お座りをして動きません。

この「お座り」が麻薬の匂いを見つけた合図。

(吠えたりすると犯人は逃げてしまいますし、危険なのでこうした合図を憶えさせます)

「よくやったな〜!」

すかさず褒めるハンドラーさん。

嬉しそうに尻尾をふるバン君。

犬にとっては遊びのため、全力でハンドラーにじゃれついてきます。

これに応えるのがかなりの重労働だそう。

ハンドラーと麻薬探知犬は決められたペアで構成されており、

異動などがない限りは固定で勤務するため、信頼関係の構築が重要になります。

 

「麻薬探知犬の勤務年数は7年と決められて居ます。大体8歳ぐらいで引退して

その後はハンドラーの家に引き取られて余生を過ごします」

退職後は本当に家族になるんですね。

 

普段見ることができない空港の裏舞台をたくさん見ることができ、

「今日は本当に来てよかった〜」とお客様。

次はどんな舞台裏を見に行きますか?

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銀のステッキスタッフご紹介

まだ十代のころ、初めて参加した海外ツアーで献身的な添乗員さんの働きぶりに触れ、「私にはとてもムリ…」と思ったものですが、その後なぜか旅行業に就き、長らく海外ツアーの手配・添乗を担当しています。思うに、何でも食べられ、何でも飲めて、どこでも一瞬で眠れる、その一種の鈍感さが海外添乗向きなのかと(世の添乗員さん、ごめんなさい)。一方、趣味が高じて、国内ツアーで担当しているのは落語や歌舞伎など舞台もの。共通するのは、非日常へのトリップです。

古都奈良で生まれ育った環境からか、小さい頃から寺社仏閣めぐりが大好き。美しい仏像に出会えた時が、心ときめく瞬間です。休みがあればもっぱら温泉へ。それが山奥の鄙びた宿であれば尚良し。寺社にしても温泉にしても、脈々とその心を守ってきた人がいて、文化が継承されてきた証です。賑やかな表通りではなく、裏通りの忘れられたような場所にこそ、思いがけない出会いと旅の醍醐味があります。シブくて味わい深い旅を皆さまと一緒に築き上げていきたいと思います。

赤とんぼの街・たつの出身の私は、教室から見える山々を見て育ちました。山に秘密基地を作り、落ち葉を踏んで音を鳴らし、川でいかだ下りをしたり…。そんな私が大きくなり、海外に興味を持ち、2年間アフリカの真珠「ウガンダ」で生活しました。見たもの触れたものに、驚き、学び、活かすことを覚え帰ってきました。皆様とご一緒する中で目にする風景をいろいろな記憶と重ね、幼いころと変わらない気持ちで今日も皆様に特別な一日をお届けします。

徳島県という海と川に恵まれた土地で育ったせいか、旅先もまた海や川などの水辺が多い私。美しい景色をただ眺めているだけでも十分なのですが、一番の楽しみはダイビング。水中の浮遊感はそれだけで日常を忘れさせてくれます。どれだけ普段の生活から離れられるかが行先を決める基準かもしれません。最近、山の楽しさにも気づき、登ったり下ったりと忙しい日々です。四季折々の景色を見に…、いえ、体を動かすのが一番! 皆様のリフレッシュの旅に、ご一緒させていただきたいと思います。