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2025/12/28

続 国境のXmasマーケットに行って来ました。

確かドイツでは、買い物をするたびに、スマホで為替レートを確認されていました。

「今日は1ユーロ、いくら?」と。

そのたびに小さな悲鳴が上がるのもお約束。

わかっていたといっても、今の急激な円安化には奇声も上がるってもんでしょう。

でも、そこを堪えて、私がいつもお客様に言っていること。

「いいえ1ユーロは100円ですよ」

だって事実として現地の貨幣価値はそんなもん。

そもそも、この時期にここに来られた時点で、

旅先でのユーロ計算は御法度ですよ!

でも、旅の初めには、

「そんなこと言ったって、事実は知りたいやん」

こまめに計算されていました、が。

旅も後半に入り、いよいよフランス圏に入る頃…

ますます胸キュン、目移りする可愛いものが溢れてくると、

「そうやね、ここでは全部100均やね」

いやいや、それは行き過ぎですが。

どこかの分岐点でマインドを変えられたようです。

旅も後半です。

国境はフランス側ストラスブールに列車で入りました。

ここはアルザス地方の、ドイツ文化が融合する特異な街。

まずはトラムに乗って旧市街を散策します。

木骨造りの建物や、運河が特徴的なプチットフランスをぶらぶら。

なんだか店先のディスプレイもオシャレになってきたように?

やっぱり今も定番の木骨の家ランプが売っていました。誰が買うのかいつも謎ですが…

荘厳なストラスブール大聖堂。

日暮れ待ちの時間潰しに内部見学でもと長蛇の列に並んでいたら、

あれよあれよで、塔のてっぺんまでグルグル螺旋階段を上っていました。

どこかで経験したような記憶…そうだ、スペインのサクラダファミリアだ!

とにかくヒィヒィ言いながら、高さ66メート階段332段!

知らずにたどり着いたとはいえ、その眺望は、確かに絶景でした。

しかし外部と通路が剥き出しゆえ、高所恐怖症の方には恐ろしい場所です。

身をもって言いましょう!腰が抜けました。

あとでお客様にはたっぷりお叱りを受けました。

なんて。

本当は「これは記憶に残る一夜になったわ〜」でしたが…

さらに夜がふけるとさらに美しいイルミネーションが街を包みます。

ツリーの前では皆さん本当に幸せそうですね。

お店の名物のパイ包焼きをディナーに。

お皿のレトロ感も素敵です。

デザートもちょっとしたアート作品のよう。

今日もアルザスワインが進みました。

翌日は、アール・ヌーヴォーの街ナンシーへ。

個人的には一番楽しみにしていた場所です。

とにかくどこを切り取っても洗練されていて素敵。

パリまでもうすぐなのに、どこか穏やかな空気の流れも好ましく。

窓ガラスのCMっぽくないですか?

ナンシー派美術館は、アール・ヌーヴォーの美の結集です。

とにかく動植物愛が作品に溢れるエミール・ガレ。

蛾に眠るって、、、どうでしょうか?

冬枯れの庭も雰囲気ありますね。

小雨降る中でしたが旧市街も歩きました。

キッシュや、マカロン発祥の地。

ショップも可愛い品がいっぱいで、覗くだけでも楽しい!

さあ旅も終盤、最終目的地は、パリです。

パリに入った途端、お客様の目がとにかくキラキラ。

目の奥に散りばめられた星がいくつも瞬き始めました。

だって仕方ありません。

どこを向いてもこんなに洗練されたイルミネーションですもん、ねーーっ。

そしてやっぱり、イルミネーションの前では誰もがハッピー!

どこもかしこも笑顔が溢れかえっていました。

週末とあってプレゼントを買う人々でどこもごった返していましたが…

それもXmasという特別な日が人々の心弾ませるからでしょうね。

パリに行ったら

「生牡蠣とエスカルゴ!」

もちろんご希望にお応えしました。

ノルマンディー産の牡蠣にレモン汁、仕上げはワインで流し込み。

でも、実はフレンチフライも隠れ名物。ホクホク病みつきです。

そういえば名前になるだけあって美味しい!

観光のリクエストは「ヴェルサイユ宮殿」「エッフェル塔」「セーヌ川クルーズ」

初めてのパリ。

そしていつもお仕事で忙しくされているお客様。

ここに来たら超名所は外せません。

短い滞在でしたが全てご希望どおりご案内しました。

エッフェル塔は展望所まで上がりました。

この鉄格子の曲線美、レースのようです。

屋上からの景色はこんなかんじです。

せっかくなのでノートルダム大聖堂へも。

2019年の大火災から復興を遂げ、昨年から公開が始まりました。

一目見ようと、世界中から人が押し寄せていましたが、

中に入れば静寂の空間。

バラ窓も健在でした。

お客様が一番楽しみにされていたエッフェル塔のイルミネーションを最後に、

ドイツミュンヘンからフランスパリへの長い旅は終わりを迎えました。

国境を越える旅。

言葉にしてしまえばロマンがありますが、

今の目まぐるしい世情を考えれば、

このことがいかに平和の賜物であるかがわかります。

当たり前に企画した「以前よかったからまた」

これが本当に難しくなってきました。

今回ふたたび、当時、そうノートルダム大聖堂火災の年でした、

あれからコロナを経て、こうして同じコースを辿れたこと、

その機会を与えてくださったお客様に感謝します。

またふたたび、同じ場所へ戻れることを願って、

今回の旅の報告とさせていただきます。

 

追記

お客様の戦利品はこの子。

ストラスブールで出会ったのに何故か名前はナンシーちゃん。

お客様の赤いセーターの右胸にピン留めされていつも一緒でした。

ちなみに私の旅のお供は、ミュンヘンで出会ったこの子。

結局、円安だってなんだって、旅先での無駄買いほど楽しいことはありませんね!

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