黄色いスペイン・ピレネー山麓 ~添乗報告です~
7月上旬、かの国から帰国して数日が経ち…。
あれ、目が疲れてるのかな、なんだか色彩が地味やなぁ…と思ったら、スペイン帰りだからなのでした。
スペインのカタルーニャ地方とピレネーを訪ねた9日間。人も、花も、お料理も、色鮮やかな国でした。
バルセロナ旧市街の小路
カタルーニャ音楽堂の天井
まずはバルセロナから。2026年の完成がいよいよ近づいてきたサグラダファミリアへももちろん行きました。
フィギュアではありません。今なお工事中のサグラダファミリア
中盤からバスは、ピレネー山麓へと進みます。少しずつ緑が多くなり、そのなかにぽつんぽつんと現れる小さな町。小高い丘に佇む古都アインサは日曜日とあって、広場では大道芸、路地の一画ではハープの生演奏も。色彩だけでなく、音でも楽しませてくれます。
旅行のお楽しみといえば、その土地の郷土料理。カタルーニャ料理は目に美しく、体にも優しい。(写真は、野イチゴの冷製スープ「ガスパッチョ」とスペインのスパークリングワイン「カバ」)
そしていよいよツアーのメインともいうべき、ピレネー山脈・オルデサ国立公園へ。
泊まった部屋は天窓つき。ここから星空が見えるかな…と呑気に思っていたら、
なんと、翌日は「ストーミー(嵐)」との予報。嵐は予報より少し早くやってきて、深夜3時過ぎ、
ゴロゴロ…という音で目が覚めると、その後、天窓には、稲光が光りつづけたのでした。
――翌朝には、雲は残るものの、嵐は過ぎ去った模様! そして皆さんが歩く足元はというと、
まるで絨毯をかけたように山肌を黄色に染めるエリソン(ハリネズミの意)の群生!
昨夜の嵐を経て、下山してからの緑も、光るよう。結局、嵐どころか、一滴の雨にも降られませんでした!
きっと、皆さんの笑顔が雨雲をどこかに吹き飛ばしたのでしょうね。
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(2017年7月6日~7月14日)