「自己暗示」をかけてみた
週末、少し遠出をしました。
ふだんの通勤電車なら、
ケイタイをいじったり
本を読んだりして過ごすことも多いのですが、
遠出して旅気分のときは、
やはりぼんやり車窓に流れる風景を眺めてしまいます。
今日はとくに窓からの景色に釘付けでした。
ご覧下さい、この見事な雪景色!
米原あたりでしょうか、
列車は、新幹線とは思えない速度で徐行運転中です。
車内の売り子さんも、
遅れを詫びる車掌のアナウンスも意識の外に追いやり、
すーっと窓の外だけに気持ちを集中し、思いました。
「ここは、稚内」
気分はすっかり、北の最果て。
自己暗示で「北海道、鈍行列車の旅」を楽しみ、
倍も二倍も遠出した気分で新大阪駅に到着。
馴染みの阪急電車に乗り換えて、
でもまだ旅気分抜けやらず車窓をぼんやり眺めていたら…
…あ!!
宝塚駅から宝塚南口へと向かう途中、
武庫川の中州で作業する何人もの人。
その真ん中で「生」の文字が浮かび上がっています。
有川浩さんの小説『阪急電車』にも登場するあのオブジェです。
阪神淡路大震災から16年を迎える明日1月17日を前に、
「生」の字が復活されるのだとは聞いていましたが、
コレだったのですね。
▼「宝塚、石のオブジェ復活」の記事はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20101110.html
思いがけない風景がいつもの阪急電車すら旅気分に変えてくれ、
車窓からの風景も存分に楽しめた小旅行は無事終了。
十分に満足して駅を降り、外気にふれたとたん、
ブルッ
ここ数年、関西では経験したことのないような寒さ。
「ここは、稚内、稚内」
あわてて自分に言い聞かせましたが、
さすがにこの自己暗示にはかかりませんでした。
▼「我が街再発見の旅」新コースはコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20101110.html
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