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2026/1/13

【第1回】関西花の寺巡礼「寒ぼたん」石光寺、當麻寺西南院

四国八十八ヶ寺、西国三十三所、奥京都巡礼、とめぐってきて

2026年の巡礼は「関西花の寺巡礼」です

宗旨宗派の垣根を越えて集まった花がご縁のお寺を、各寺院の花の時期にあわせてめぐります 

つまり、二十五霊場の完結を目的とするのではなく

あくまでも、花を愛でてのんびりと…がモットー

各寺院での花説法もいただきます

(當麻寺の国宝 東西両塔が並ぶ風景)

 

1月から清々しく始めたかったので、1月のお花、ということで「寒ぼたん」を選びました

石光寺の「寒ぼたん」、あわせて訪ねた當麻寺奥院の「冬ぼたん」

どちらも「冬に咲くぼたんで、呼び名がいろいろあるんだな」ぐらいに思っていましたが、

「寒」と「冬」では全く違うそうです

これには皆さまもびっくり

こちらが石光寺の「寒ぼたん」↑

こちらが奥院の「冬ぼたん」↑

どうですか、全然違うでしょう

冬ぼたんは大きくて、堂々として華やか

一方、寒ぼたんは、花も小さく葉もほとんどありません

私は「冬に咲くぼたんの種」があると思っていましたが、それも違います

「寒ぼたん」は、春と初冬に花をつける二季咲きの変種(冬と知って育ち、冬と認識しながら咲いた)

つまり、人手を介さず、自然の状態で時期が来れば自ずと花を咲かせるのです

 

一方、「冬ぼたん」は春咲き品種の牡丹を、温室を利用していったん寝かせて
シーズンが近づくと温室から取り出し、鉢ごと埋め込んだもの

(冬と認識せずに咲いた、ぼたんは春だと思って咲いている、春のぼたんのように大輪の花)

 

ですから、寒ぼたんを咲かせるのはとても大変で、出会いこそ奇跡なことなんだそうです

 

たったひとつの花を愛でるだけで、ふたつのお寺からの花説法を聞き、感心しっぱなし

「何回も来たことがあるお寺だったけど、こんなこと初耳よ

幾つになっても知らないことを学べるもんやね」と仰っていたお客様

まさに、そうですね

寺院をめぐる楽しみに加えて、各寺院ご自慢の花も愛でることもでき、花説法もいただけ
これから奥深い巡礼の旅ができそうで、楽しみです

 

◆第2回「馬酔木」は コチラ

◆第3回「ミツバツツジ」は コチラ

引き続き、2026年、関西花の寺巡礼へのご参加をお待ちしております

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