いくつになっても同窓会は・・・
銀のステッキを知人から紹介されて…と、
今年の始めにご連絡をいただき、少しずつ準備を進め、
先週末、ようやく当日を迎えた、同窓会のご一行さま。
私は当日の受付などのお手伝いをしてきました。
全国にちらばった卒業生は、皆さん80歳前後の方々。
年に一度、持ち回りで幹事をするのだそうです。
今年は、宝塚ホテルで会食、宿泊、
希望者は、宝塚歌劇を鑑賞するというプラン。
当社の担当者からは、
16:30~宝塚ホテル・スタッフの方と打ち合わせ、
17:00~幹事さんと最終チェック、
17:30~受け付け開始
…と滞りなく行程が進むか見届けるようにと指令。
休日と言うこともあり、数ある宴会場では、
それぞれ結婚式やイベント、講習会など多くの催しがされています。
私は、早めに16:00前には宝塚ホテルにスタンバイ。
お席や受付、記念の写真撮影について…確認していると、
幹事さんが登場。
そのまま最終チェック。人数確認。
全ての準備が整い時計を見ると、
宴会開始までまだ随分時間があります。
受付場所に空白の時間が流れます。
何をしたら、何を話せばいいのか分からない。
第一、他のスタッフ(先輩)のお客さまです。
緊張もします。
すると、幹事さんが一言。
「こう言う同窓会は、これで最後やな」
何かを決意されたようにつぶやきました。
お話を聞くと、当日を迎えるまで、
人数が増えたり減ったり、日々変更の繰り返しで、
電話が鳴るのが本当に嫌になったそうです。
季節が変われば、体調を崩す人も多くなる。
会費のお釣りを用意したり、複雑な席割(案外これが面倒)など
「この歳になるとすべてが億劫になるもんや」と苦笑い。
私は何も言えませんでした。
「お手伝いします!」とは簡単に言えるけど、
実際、幹事さんの負担はとても大きいものなのでしょう。
そうこうする中、
一人また一人と参加の方がいらっしゃいました。
「おー、元気か。最近どうや。こっちは、、、」
と、熱い握手、談笑。
受付がなかなか進みません。
でも、そんな受付の混雑ぶりを見ていると、
億劫でも、面倒でも、
同窓会を毎年開く意味がここにあるんじゃないかなと思いました。
“これで最後”とは、やっぱり思って欲しくな。
ホテルのスタッフの方が近づいてきて、
「ご参加の○○さんからフロントに連絡があり、本日は参加できないとのことです」
マイナス1名。最終人数は…
幹事さんは、
「またか」と言いながらどこか寂しそうでした。
それでも宴会が始まると、どのテーブルでも笑い声が絶えません。
そんな皆さまを見ていると、
来年もきっと、同窓会をされることだろうなぁと、確信しました。
だって、愚痴をこぼされていた幹事さんが一番楽しそうだったから、、、
同窓会の幹事さんは大変です。
巡り巡って、お役が回ってきた方は、急ぎご相談ください。
せめて煩わしいことは、当社が受け持ちますよ。
「また来年な、互いに元気でいよう」
そんな言葉が聞ける企画をご提案いたします。
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