銀のステッキ

「生きてるんだから、がんばらんと！」

そう言って、晩夏の東北、
大曲の花火のツアーに
申し込んで下さるお客様がありました。

東京のホテル予約をお願いした東日本担当の営業マンさん、
わずか１室だけの手配依頼だったのに、
ＦＡＸの回答書に、こんなメッセージが添えてありました。

「こんななかに新規のご予約、とても嬉しかったです」

何ができるのか？という問いに
答えはあまりにもカンタンでした。

日常を送れる状態にある私たちが、
まずは日常を取り戻すこと。
つまりそれは、
仕事を含めた生活をきちんとすること。

誰かの日常が、誰かの日常につながっているのだから。

そのうえで
「生きてるんだから…」
「こんななかに…」

ささやかな日常を送れることへの有り難さ、
その発信・受信に敏感でありたいと思いました。

私にとっては夏の代名詞ですらある「秋田・大曲の花火」。

今年もたくさんのお客様をつれて帰ってきましたよ、
この夏、そう胸を張って、東北の方々と再会したい。

そのためには、仕事仕事です！

…というわけで、このブログも明日より日常に戻ります。
またよろしくおつきあい下さい。

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