アラスカ説明会の作戦
先週末、私にとっては珍しく胃がキューンとなる
大きなお仕事がありました。
「アラスカの旅・出発前説明会」
長期の海外ツアーの場合、
ご出発の2~3週間前をめどに
ご参加者の方対象の説明会を開いています。
このときばかりは…緊張します。
「急に涼しくなったわねぇ」
とお客様に話しかけられるも、
「…え、そうですか」
私だけ、汗びっしょり。
とくに今回のアラスカの場合、
1年前から早々にお申込みで埋まったツアーです。
1年越しで待ったツアーがいよいよ目前に。
ただ、緊張の理由はそればかりではなく――
会場は、銀のステッキ・サロンルーム。
事務所が手狭になってきて、
この春から新しく広げた空間、いわば自分たちの城での説明会。
思い返せば1年前、
アラスカのツアーを発表した際の説明会は、
行きつけの梅田の喫茶店で行なったのでした。
当時を思えば、感無量です。
それから1年。
当日は、最寄の阪急逆瀬川駅にご集合いただきました。
お集まりいただいたのはご参加者のうち13名様。
宝塚・川西はもちろん、大阪から、枚方から、神戸から、相生から。
毎月のようにご参加いただいていながら、
事務所にお越しいただくのは初めてという方が大半で…。
もう、ドキドキです。
たとえるならば、遠方で暮らす両親に
一人暮らしの自室を初めて一挙公開!ってなものでしょうか。
(違うかな)
駅から、てくてくご一緒に歩きはじめました。
てくてくてく…
はい皆さん、この角でストップ、ストップ。
「ちょっと奥まった分かりにくい場所にありまして」
「小さなところなので、皆さん入れるか、実はちょっと心配なんです」
しばらくてくてく…
はい、また皆さん、ここでストップですよ。
「2階の奥の部屋でして、すいませんが階段を上っていただきます」
階段前で、またまたストップ。
「靴を脱いであがってもらうんですが、スリッパが足りなくて…。
今日のとこは、はだしでご勘弁下さい」
こういうときの教訓その1.
事前に何かと弁解しておいて、
皆さんの期待値をグーンと下げておくこと。
というわけで逆瀬川の駅からわずか5分の間に、
何度立ち止まって弁解したことか!
くどいほどの前置きが功を奏したのか、
ドアを開けると…
「あら、どんな小さなところかと思ったら、
なかなか素敵なお部屋じゃないの」
「ほんと、ほんと」
そんなお声が聞こえました。
ホッ
作戦成功です。
そうして始めたアラスカ説明会。
ホワイトボードの手描きの地図をご覧いただく前に、
先ほどの教訓を思い出し、あわてて言い足しました。
「字も、絵も、下手なことがばれてしまいますが…」
ふーん、あら、ほんと。
どなたからも、何のフォローもありませんでした。
…作戦失敗です。
ガックリ。
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