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2016/12/10

オーロラ観賞

朝、パソコンを立ち上げ、

ヤッター!!

思わずカンダガイ声(若い声)が出ました。

 

フィンランドから一通のメール。

『特大のオーロラが出ました。360度ゆらゆらカーテン、赤色も。

それも長い間あちらこちらに縦横無尽に発生。

皆さん見られたので、目的達成です!

お客様のカメラでバッチリ撮れていますのでお楽しみに。』

 

ふぉおお。

良かった良かった。

留守番スタッフからも安堵の声があがりました。

 

やれやれ。

 

ところで、私が旅行業に勤めて、初めての海外添乗が、

意外や?フィンランド、しかもオーロラ観賞ツアーでした。

 

これは、滞在型で移動も少なく、訪問地も限られ、

寒空にオーロを待つ体力が優先、

それらから、新人向きと考えられたのでしょう。

しかーし、これは今にしてみれば、間違った判断に思います。

 

新人といっても、中途採用の、もう世間では大人と呼ばれる当時の私でさえも

しんどかった、、、何がってオーロラが出るか否かのプレッシャーです!

 

そうなると、もっと若いスタッフは、大大先輩方々(お客様)を前に

異国の地で、ただ待つという、時間。

苦行でしょうね。

 

静寂に暖炉の焚き火が崩れる音だけこだまする。

無言にいたたまれなくなって、何度も極寒の外へ飛び出しては夜空を見上げる。

「添乗員さん大変ねぇ」

皆さん、温かく労ってくれます。

、、、、

ごめんなさい。違うんです。

皆さんと、あの、待つという、空白時間に耐えられなくなるのです。

若ければ若いほど・・・

たいがい新人スタッフは泣いて帰ってきていました。

 

私は泣きません。

 

添乗員は、行程上のスムーズな導線確保が仕事。

とそれだけをみれば、確かにオーロラツアーはしごくシンプルです。

が、が、問題は、オーロラが絶対的なものではない、という点。

そう、人生で一度は目にしたいと誰もが焦がれ、

人生観さえ変えてしまう(という話もあり)

幻の、、、、といっても過言ではない

気まぐれ自然現象なのです。

 

ふてぶてしい私でさえ、

オーロラを待つ数日でニキビがどっと出たことを思い出します。

 

私の時は、お天道様の思わせぶりな演出で、、、

最終日の夜に特大級が出現しました。

自身も初めて目にした、幻のオーロラ。

あれから10数年、、、人生観は何も変わらず。

 

やれやれ。

 

現地4泊のオーロラ耐久レース。

ともあれ、スタッフは、(もう若くないので⁉︎)

笑顔で帰ってくることでしょう。

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