グリコのおまけ
週末、下見で「グリコピア神戸」に行ってきました。
お菓子メーカー、グリコの見学工場です。
ある団体様から「今度の親睦旅行でグリコピアへ行きたい」と
お問合わせをいただいたのが、先週のこと。
実はこちらのグリコピア、私の実家のすぐ近く。
春風のなか自転車を走らせ、久々の再訪となりました。
お菓子の精のように可愛らしいコンパニオンさんに案内され、
工場をひと巡り。
いやぁ、仕事を忘れて楽しみました!
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■発見
工場のコンベアーを流れるスパゲッティのような棒状のもの。
次のステップではザックザックとカットされ、見覚えのある形状に。
「これに味付けをしたら、プリッツになります」
「チョコをコーティングしたら、ポッキーになります」
なんと!
プリッツとポッキー、もとは同じでした。
…って、皆さんご存じでした?
■拍手
懐かしさに思わず声が出ました。
年代ごとにずらり並んだ
ミニチュアサイズのおもちゃの数々。
「グリコのおまけ」です。
なぜか自分の子供時代になじんだおまけ以上に、
さらに古い年代のものに懐かしさと愛着を覚えました。
十分にはものが無かっただろう時代に、
この繊細さ、愛くるしさ。
これが、どれほど子どもの心を掴んだことか。
グリコのおまけ、お見事です。
■納得
受付に、グリコ創業者・江崎利一氏の語録がありました。
「人のやらない面倒なことをやらんば、商売は成功せんよ」
そんな江崎氏の言葉につづいて、
次のような解説が添えられていました。
「面倒な仕事だとか、これは出来ないとか、簡単にあきらめず、
工夫のなかに工夫を重ね粘り強く取り組むことだ。
面倒の中にこそ、商売のチャンスが隠されている、という教え。
おまけを付けたり、アーモンドを粒のまま入れたり、
まさに面倒くささの権化である。」
なるほどなるほど。
深く納得。
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以上で、楽しくてためになる工場見学が終了。
工場内のお土産屋さんには
昔のデザインの「ビスコ」や巨大ポッキーが並び、
こちらも楽しさいっぱい。
屋根はウェハース、ドアは板チョコで…。
ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家を夢想して
うっとりしていた子ども時分を思い出しました。
これがきっと、お菓子の魔力。
なかったら生きていけない、
というわけではないけれど
あると元気になれるもの。
それを生みだす、手間と工夫。
ん、それって旅づくりにも通じることでは?
…と、最後にはしっかり
「あぁ、これは仕事だった」と思い出して、
また自転車に乗りました。
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