スキルアップ研修
きのう、大阪で行われた「国内旅行業務スキルアップ研修」。
銀のステッキ旅行を代表して受講することとなり、
久々に机にかじりついて、1日みっちり勉強してきました。
1時限目:旅行業法について (90分)
2時限目:旅行業約款について(90分)
3時限目:旅行業実務について(150分!)
受講者は、約50名。
こぢんまりとした教室はいっぱいです。
今回の研修の受講資格は、
「総合旅行業務取扱管理者」の資格を有する者。
どんな人が受けにきてるのかしら…とキョロキョロ見回したところ、
いかにも責任者という感じの40代~50代の男性が中心。
その雰囲気から、小さな旅行会社の一国一城の主、
またはそれに近いマネージャークラスの方々と見受けました。
ダークスーツ姿の男性が多いなか、
久々の大阪に浮かれて、ブーツ姿の私ひとりが浮いています。
さて今回の研修、
少しずつ改訂を重ねる旅行業法のフォローアップということで
私を含め、実践知識を求めての参加が大半のようでした。
講師先生の言葉にみんな真剣に耳を傾け、
テキストのページを繰ってはノートをとり、
講義のあとの質問も…スルドい!
久々の長時間の講義で、くったくたに疲れはしましたが、
日々実践で向き合っている旅行業法を
理論面で捉えなおす良い機会となりました。
さて、きのう一番印象に残ったこと、それは。
長い長い講義の合間の、わずか10分の休憩時間。
トイレに行く人、煙草を吸う人、コーヒーを飲む人、
いろいろあるなかで一番多かったのが、
廊下に飛び出し、ケイタイを取り出す人の姿でした。
「もしもし、○○社の△△です。昨日お出しした見積もりの件ですが…」
「あ、●●さん? お客さんに電話いれといて。入湯税も加わるからって」
「お世話になります。お願いしていた予約の件、回答きました?」
そう。
きのうは平日、木曜日。
皆さんそれぞれ、営業中の職場を誰かに任せて
この研修に貴重な1日をあてられたのでしょう。
こうしてじっと机に向かっている間にも、お客さまから、手配先から、
さまざまな問い合わせや連絡が入っているはずです。
もちろん私もその一人。
気になる案件があって、何度も会社に電話。
「あ、もしもし。あの件、どうなりました??」
そして午後4時半、講義終了。
皆が、いっせいにバラバラと席をたちはじめました。
ひとつ教室でともに机を並べた旅行業界の先輩方。
小さな旅行会社、ということではライバルと言えるかもしれません。
でもそれ以上に感じたのは、「まぁ、お互い頑張りましょう!」
朝には感じなかった親近感のようなものを
隣のスーツ姿の人たちに感じながら
一緒にエレベーターへと乗り込みました。
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