タンゴ鉄道と金引の滝、夏の思い出
この写真の風景を求め、京都丹後鉄道の可愛らしいローカル列車に
ガタンゴトンと揺られてきました。
宮津駅から、西舞鶴駅までの宮舞線は海沿いの絶景が楽しめます。
宮津駅を出発し、栗田駅を出るとすぐに日本海の絶景が広がっており
白い巨石と緑の松と青い海のコントラストが美しい奈具海岸は、
とってもダイナミックです。
そうこうしているうちにパンフレットの表紙を飾る由良川橋梁を通過です。
海面すれすれ6mの高さにかかる鉄橋は海がとても近く感じられます。
橋に夢中になっていましたが、ここで見落としてはいけないのが
進行方向左手に広がる砂州です。
百人一首に謳われている
「由良の門を渡る舟人かぢをたえゆくえも知らぬ恋の道かな」
歌意:由良の水路を漕いで渡る舟人がかじを失って困りはてるように、
行方もわからない恋の道であることだ。
由良の門というのがこの砂州のことだそうです。
出発前にこの辺りにお詳しいお客様が教えてくださったおかげで
自分の言葉でばっちりアナウンスができました。
鉄橋をこえると今度は由良川や、稲穂が揺れる田園風景が広がっています。
京丹後ならではの海と山ののどかな風景に癒されました。
お昼は舞鶴まで来たので、やっぱり漁港めしです。
新鮮ピチピッチでどれも美味しい。
帰りはバスで178号線を戻ります。
つまり列車で通った風景を今度は車窓から眺める趣向です。
由良川橋梁はあいにく列車通過のタイミングには合いませんでしたが、
海面すれすれを走っているのが遠目にもよくわかります。
奈具海岸も車窓からだといい写真がとれました。
列車とバスどちらも使って往復するのは大正解でしたよ!
(と、企画担当者に伝えることにします)
そして宮津まで戻ってきて、行程の最後に、
現在、SNSでも話題の「金引の滝」にもよりました。
金引の滝は日本の滝100選に選ばれていて、
滝壺がないのですぐそばまでいけるのが魅力です。
ただ、滝までの道のりは、坂に階段、、、
近づくまでがなかなかハードな道のりでした。
けれど目の前に降り注ぐ迫力満点の滝にそんなこと一瞬で吹き飛びました。
滝の香りや木の香りがして空気がみずみずしいのがわかります。
汗でべっとりしていた体が、マイナスイオンで心身ともに洗われました。
でもバスに戻る直前で、まさかの通り雨にうたれ
またびしょびしょに…
みなさん風邪をひかないよう、お帰りになったらしっかりあったまってくださいね。
短かった今年の夏、久しぶりの晴れの日に
海と山どちらも満喫できる贅沢な1日となりました。
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