銀のステッキ

サクラ添乗めじろ押し、でなかなかに忙しい１週間でした。

（ちなみに「めじろ押し」とは、メジロが冬になると
　ぎゅーぎゅーくっついて団子になっている様からできた言葉だそうです。見てみたい！）

この10日間で訪ねたところを順に挙げると、

（１）松江城と出雲大社
（２）京都向日の「竹の径」と桜の苑
（３）岡山・津山城
（４）若狭・神子の山桜

となります。
その合間に夜の遊園地に行ったり、飲みに行ったりしてるのだから、そりゃ忙しいはずです。

なので、全部まとめての写真メドレーです。

サクラの写真は載せません。
咲き具合がもう一歩、だったから？
いえいえ、それもありますが、

「サクラは写真にならへんねん」、

そんな、写真の腕前バツグンのお客さんの言葉を思い出したから。

桜博士の笹部新太郎さんは、サクラといえばソメイヨシノ一辺倒になるのを危惧して、
私財を投じて「桜の苑」をつくり、様々なサクラの保存に努められました。

それに、ソメイヨシノにばかり目が行きがちですが、
ほかにもいろんな木々の芽吹きや花の開花がありました。

それらにも目を向けてやらないと、
たとえるならば、村上春樹の『騎士団長殺し』と新刊発売の時期が重なって
完全に埋もれてしまった別の作家さんの新作、という感じで、なんだか気の毒。
（どうでもいいよ、と植物が言ってそうですが…）

というわけで、この10日間の「ノンノンサクラメドレー♪」です。

 松江城で見た、クスノキの新芽と、オガタマノキの花（モクレン科）。

つづいて、京都向日の「竹の径」と「桜の苑」より。

竹の紅葉は４～５月。
「竹の秋」とは、春の季語だと教えていただきました。

ソメイヨシノではないので、１枚。（名前失念）

黄色い花火のよう。

こちらは、若狭の三方五湖。

最後に、家のご近所で。

ほらほら、タンポポだってかわいいでしょ？

とは言いつつ、やっぱり、ソメイヨシノのはかなさには惹かれますね。
（『騎士団長殺し』も、とってもおもしろかったですし。）

昨夜の雨風で、蕾が落ちていました。

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