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2009/6/09

一人より二人

「経営者は孤独」
よくいわれることですね

この度起業するにあたり我々が選択したのは「二人で事業を立ち上げる」でした
たいてい、この選択を周辺に伝える反対意見が大半
後々トラブルの元・・・(お金?)ということでしょうか

プラス固定費の面が大きいでしょう
起業して当面は家賃・光熱費に加え、際立つのは「人件費」
ひとり起業なら自己満足の世界でなんとか辛抱も効くにして・・・
人を雇うとなると、かなりの負担といえます

今日は同士とそのあたり「事務所の件」「給料面」をじっくり話し合いました
結論は、二人で起業する姿勢で、事業が安定(いつ?)するまでは
飲まず食わずでいこう!と決めました
もちろん精神論で現実は給料も発生します(当然ですね)
ただ互いに依存せず一人起業のつもりで
己の分は己が稼ぐ!
基本、「個人経営者の同居人」とすることを書面で確認し合いました

ところで起業本には共同経営のメリットは「起業の不安」を分かち合える、とあります
「だから逃げ道になってよくない!」とデメリットの意見に転換がよくあるパターン
わかりますよ

でも私は「二人でやること」を選択しました
それはある人の一言からでした

創業時はとにかく経費削減は当たり前
そこで固定費=人件費がネック
「割り算方式」で考えがちになってしまい同士の存在が重荷に感じてしまいます
それを
「掛け算方式」で考えたら・・・
二倍の仕事がこなせる、となるわけです
あくまでの仕事量は一人の限度でやるわけですから、精一杯する牌(パイ)がふたつある
と考えるのです
詭弁かもしれません
でも、これを選択しました

今日は事務所を再度見学し、大家さんのご好意も強く感じ、契約の運びとなりました
長い一日でしたが今日一番の教訓は・・・

何件かあたっていた不動産屋さんのひとつに正式にお断りを入れたところ
「ご丁寧にご連絡ありがとうございました。起業がんばってくださいね」と
今度何か機会があれば必ずここに相談しよう・・・
そんな気持ちにさせる、負の際の対応力!!
スゴイ!
今日得た一番の収穫でした

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