七夕に肉食す、しかもロースをレアで。
いつも平常心のお客様。
ずっと変わらない。
それにどれだけ、救われたか。
そのお客様が昨日初めて、
「銀ステ大丈夫?」と声に出されました。
この数ヶ月間、一度も仰らなかったのに。
それは。
連日報道される九州の被害をご覧になってのこと。
巣篭もりされると、必然、なかなかの厳しい現実を見ることになって、
それでなくてもの中、誰もがますます心乱されるわけです。
憂鬱が加速されます。
この方、コロナ前後でも、ずーと私たちへの接し方は同じで、
行きたいツアーに、行きたい時に行く!
あなたの口車にはのせられないよ!
なんとも銀のステッキでは奇跡的な方でしょう、え?
でもコロナ後、銀のステッキ再開から、マラソン走者のように
ただいま長距離を休みなく走ってくださっています。
その方が、ぼそっ、と。
「銀ステなくならないでよ」
あらあら、結構な直球を投げてこられたのです。
聞くと、
この豪雨に、涙も枯れる人々の映像をご覧になって、
なぜか、銀のステッキに繋がったと、仰いました。
コロナでは、全く思わなかった感情が急に起こったとも。
まぁなんでしょう、吟味して選んだ言葉を言います、
「嬉しいです」
毎度の、勝手持論。
コロナは答えがないだけにどんどん膨らむ想像の域。
もしかもしか。
でも、この豪雨で涙するのは、予想でなくて現実なんですよね。
「命を守る」なる言葉に、優しい日本人はがんじがらめになるのですが、
今、守るべきは、ずーと映像に流れてる困難真っ只中の人。
不確かだからの怖さって、人間特有の賢さで起こる心の産物。
でも今、目の当たりにする災難は、もう近年、日本ではずーと見てきた現実。
被災地の疲労困憊の声として、コロナ禍で、
「他府県からのボランティアが来るのが怖い」という声を拾ったメディア。
そこにある危機に、なり振り構わず精一杯の人に、
「あなたマスクしてませんよ」そう、言えてしまうんだ。
先のお客様が、ここにきて私たちを心配してくださったことに、
不思議と、元気をもらいました。
「銀ステさんは、私の居場所なの」
泣けるわ!
あれ!
元気になる旅を、云々と言ってきたはずなのに。
結局、こちらが、たくさんのものをいただいているのですね。
すみません。そしてありがとうございます。
今日は、七夕。
あいにくの雨でしたが、互いに久しぶりの再会を果たされた、皆さん。
かれこれ5ヶ月ぶり、お肉を食べて笑顔がはじけていました。
「一年に一度じゃぁ、私ら無理やな」
「焼き加減?もちろんレアで」
「ニンニク、よく焼きたっぷりで」
そういうことです。
生きてる限りそういうもんじゃないでしょうか、と、
自称?戦前生まれの皆さんの前ではとてもとても言えませんでしたが。
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