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2025/11/02

三河伝統手筒花火”炎の祭典”

銀のステッキでは初企画となった“炎の祭典”へ行って来ました。

場所は愛知県三河です。

手筒花火は、各地域の神社などで無病息災を祈る祭りで奉納されます。

今回寄せて頂いた“炎の祭典”は、各地域の方々が集まり、一斉に披露、

手筒花火の解説もついて、お神輿に大筒の花火も5基同時にあげられます。

わずか1時間半で手筒花火の祭典を身体全身で味わえる祭典でした。

到着して早々にお客様2人がいない!?っとなり

添乗員が会場内を右往左往していると

ハッピを着た精悍な男性にエスコートされて戻って来られたお客様。

『このお祭り、おもてなしもすごいよ』っと、笑顔。

席に座っていると、手筒花火を持った方が声をかけてくれて、

『手筒、持ってみます?持ち方は…』と、解説もしてくださいました。

火薬が入っていない状態で、すでに“重い…”

火薬が入るともう持てないと思いました。

迫力の炎に包まれ、最後、爆音が合図が聞こえるまで、微動だにせず構える。

そういえば会場まで送ってくれたドライバーさんが、仰ってました。

お父さんとお兄さんが手筒花火を上げるそうで、

『毎回、母は手を合わせて拝んでいた』っと。

危険と隣合わせの手筒花火。

自分で揚げる手筒花火は、竹を切り、縄を巻き、火薬を詰め、放揚。

無病息災を祈る祭りですが、お母さんの気持ちが重なります。

ところで私の本音。。。

観覧席からでは近すぎて炎と爆音が想像をはるかに超えて耐えられず、

元来のビビリもあって、後方席にそそくさ逃げていました。

遠くから見ているだけでも、怖い怖いと言っているのに、

その炎の中で微動だにしない方々。

根性と精神力の祭典なんだと力強さをひしひし感じました。

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