2009/7/13
事務所の絵
事務所は快適です
ってわずか二人で仕事するには贅沢な環境、ということですが
窓の外には遠くに山の緑が見え、大きな夏の空も映ります
涼やかな風もそよそよ
でも・・・
この度、懇意にしていただいていたお客様にご連絡したところ
「ぜひ、事務所に遊びに行かせてもらいますね」、とのご返事
ありがたいです!
しかーし!この事務所にですか?!
店舗営業をしていませんので
旅に夢を抱かれて訪問されると・・・
派手なパンフレットやイメージの膨らむポスターがあるわけでもなし
しかも生活臭がぷんぷん漂う、事務所なんです(笑)
いまどき扇風機のカタカタまわる音がBGMですし
以前勤めていた会社は素敵な空間(立地)が魅力で
お客様をおもてなしするのも楽しい行事のひとつでした
今は「おもてなし」のための場所ではありません
自分たちが裏方で仕事をするだけの場所
その場所から夢のある旅を企画し、そしてご提供する
お客様にはぜひその表舞台で楽しんでいただきたい、のです
箱にはこだわりません
中身勝負ということです
これはかなりのハードルかもしれませんね
「信用」という大きなブランドの下で仕事をしてきた私
そのベールを脱いで丸裸の自分で
お客様に対峙していくことになります
これは今更ながらたいへんなことです
事務所の見栄えを気にしていてもしかたありません
ご来社くださる方は拒まず
この殺風景な空間で
いかにお客様におもてなしの心伝えられるか・・・
結局は真心ということになるのでしょうね
今日、事務所の壁に掛けた一枚の絵
不似合いなほど立派な金の額縁におさまっています
この違和感が埋められる日、これをひとつの目標にするとしましょうか