2025/6/16
二つの建築 待庵と聴竹居
京都、山崎まで建築見学のツアーへ行って参りました。
蒸し暑い梅雨時でしたが、雨に会うことなくまずは「待庵」へ。
国宝となっているお茶室は日本に3つあり、そのうちの1つです。
今時珍しく、予約はハガキにて。
2畳しかない小さなお茶室ですが、
少し曇ったお天気が侘びた雰囲気をいっそう強調していました。
ご飯の前に、八幡の「流れ橋」に立ち寄りました。
手すりのない、幅3.3m ・全長356.5mの橋で、
時代劇の撮影によく使われる場所です。
川が流れている上は少しこわい感じがしましたが、
皆さんスタスタと進まれていました。
広い自然のなか、鳥のさえずりが聞こえたりもして、とても気持ちが良かったです。
吉兆で松花堂発祥のお弁当をいただいた後は、「聴竹居」へ。
日本の風土に寄り添って建てられた昭和の住宅で、
効率良く生活できるように考えられていました。
ガイドの方のお話もとても面白く、声をあげて笑う場面も。
昭和初期の人々の生活の様子を想像しながら見学しました。
今回はタイミングが合いませんでしたが、
お茶室の見学や、聴竹居のなかでお弁当を食べられる機会もあるようなので、
また是非、訪れたいと思います。