人生に旅を
衆院選総選挙、現在開票中・・・
経済、消費税、TPP、原発、雇用、外交と
日本は問題山積み
各党主張は異なってはいますが
日本を元気に、経済活性化、安心して生活できる日々を!
みな、同じようなことを言っています
経済の大本が厳しい状況なのですから、
旅行業界だって、決して状況が良いとは言えません
さらに今年は、旅行業界の信用を揺るがす
あってはならない事件や事故が相次ぎました
いつにも増して、厳しい状況だと思います
そんな中、今年も感謝祭を催行することができ
41名の皆さまにご参加いただきました
例年のごとく、感謝祭をたくさんの方と過ごせる
これって、どれほど嬉しいことでしょう
「がんばってや」「応援してるで」
「これからが勝負やで」
そんな激励の言葉をかけて頂き、
ますます背中がピンと伸びました
こんな時代だからこそ、旅行に行くって素晴らしいことです
話はガラリと変わりますが、
今日、京都で行われている絵本作家の
「レオ・レオニ展」に行ってきました
「スイミー」が有名ですが、私が感銘を受けたのは
「フレデリック」というちょっと変わったねずみのお話
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冬に備えて、食べ物を集めたり、
藁を集めたりと、せっせと一生懸命働くねずみをよそに
じっと働こうとしない「フレデリック」
どうして働かないの?
と問いかける他のねずみに向かって
「ぼくは今、色を集めているんだ
冬は灰色の世界だからね」
「ぼくは今、言葉を集めているんだ
冬は長くて話のたねもつきてしまうからね」
そうして、長い冬がやってきました
ねずみたちがせっせと集めた食料を尽きてきて
藁もなくなってきました
寒くてお話する気にもなれない
そこでふと、ねずみたちは「フレデリック」のことを思い出します
「君が集めた色は?言葉は?」
「目をつむってごらん
燃えるような太陽の光
青いあさがおや、野いちごの緑の葉っぱ、
朱い芥子の実…」
そうすると、ねずみたちの頭の中には
色んな色が浮かんできて、体がポカポカと暖かくなってくるのです
「フレデリック」が話す言葉が
ねずみたちの想像力をどんどんかきたてて
最後は拍手喝采、となりました
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今から40年近く前にオランダで発行された絵本です
終戦後、世界の経済はどんどん発展していった頃です
レオ・レオニの言いたかったことは
時代における芸術家の必要性でした
生産性はないけれど、
社会に必要な存在
画家や作曲家、詩人がいなくても
世界はまわっていく…かもしれないけれど…
そこでふと「旅行」も似ているな、と思いました
必ずしも、生活に「旅」が必要ではありません
「衣食住」があれば生きていけます
それでも、「旅行」が人生にあれば
うんと「豊かに」生きることができます
人々は求めています
旅行業界を取り巻く状況は厳しい
銀のステッキは、小さな会社ですが
目の前にいるお客様の存在は限りなく大きく
その大きな心で支えられてここまでやってこれました
その優しさに甘えてはいけません
背筋を正す時です
▼国内ツアー報告「沖縄、首里城際とグスクの風」はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20110617.html
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