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2017/3/05

今年は、雪の多い旅でした。振り返って。②

土佐の奇祭「秋葉祭り」を振り返って、、、

 

「いまちょうど祭りをどうしようるか協議しとるき」

電波が悪いなか、ようやく繋がった電話。

ごめんなさい。

忙しいときに、、でも

こちらも今、雪深く、しかもとどまること知らず。

そろそろホテルの出発時間が迫っていました。

行くか、行かざるか。

重い判断です。

 

「子供たちの練りは中止したき、無理してこんかて」

 

現地の方のその言葉が、免罪符。

高知・愛媛の県境、仁淀村に向かうことを断念しました。

のちに、現地への主要道通行止めの知らせも親切に連絡くださいました。

結果、これで、諦めもつきました。

 

南国・高知の、まさかの大雪。

それは、それはそれは美しく。

 

〜翌日の高知新聞より〜

高知三大祭りの一つである秋葉神社(高知県吾川郡仁淀川町別枝)の大祭が

2月11日、大雪の中で最終日を迎えた。

例年、最も盛り上がる鳥毛ひねりの行事は中止になったが、

銀世界を進むみこし行列などが見物客を魅了した。

200年以上の伝統がある祭りで、

霧之窪、本村、沢渡の3集落がそれぞれ練り行列を編成して、

岩屋神社から秋葉神社までの約3キロを歩く。

この日は夜明け前から降雪が本格化。

多いところでは40センチ近く積もり、

安全面などを考慮して鳥毛ひねりや子どもたちの太刀踊りは中止になった。

ー高知新聞記事よりー

ホテルの朝、しんしんと降る雪の美と恐怖。

居場所のホテルがその名も「雲の上」だけに、一刻も早くと、脱出だけを試みました。

雪の「美」が、「怖さ」もあっての所以と、今回思い知りました。

 

旅のハイライト、秋葉祭り。

翌日の高知新聞によると50数年ぶりの中止とのこと。

 

でも、先の村のお世話役の方、

「祭りは、やりますき。神さんを戻さんとあかんきね」

はっきり仰いました。

 

200年も続く高知に奇祭「秋葉祭り」。

天狗の住まいまで、遠く高く山奥へと足を運んだのに、

なぜか、ご機嫌が悪く、今年は、姿を見せてくれませんでした。

 

しかし日本は、広いなぁ。

 

躊躇なく、降り続く雪に、ホウホウノテイで下山したものの、

高知市内は、、この晴天。

 

龍馬も、これに惑わされ、脱藩を夢見て、峠を超えたのかしら。

ご参加いただいた皆様、天候のこととはいえ、

楽しみにしていただいていた旅のハイライト「秋葉祭り」をご覧いただけず、

申し訳ございませんでした。

 

あの悪天候のなかで御神体を守るその心、

そういうのが日本各地にはホウボウ残っていて。

ひとは、そうやって、やっと、生きてきたんでしょうかね。

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