冬景色の…?奥びわ湖オムニバス
このツアーの始まりは、以前、奥びわ湖の湖岸にある「紅鮎」という旅館を手配した時のこと
「何もありませんが心づくしのお料理と愛らしい水鳥たちとお待ちしております」
そう手書きのお手紙が旅館から届いてびっくりしました
人気のお宿だそうで、連日入るたくさんの宿泊予約、その中のひとつの予約に対して
丁寧な手書きのお手紙が届いて、それだけで嬉しくて、心がほっこりしたことを思い出したからです
実際ご利用いただいた方から「いいお宿でとても良かったです」とのご感想
”水鳥”という言葉にも惹かれて、冬景色の頃にと企画しました
日帰りでも行ける「湖北」を、あえて1泊して深堀り、がテーマ
行きたいところがたくさんあって迷いましたが
2月なので、まずは盆梅
長浜黒壁スクエア
写真にはおさめられませんでしたが、渡岸寺の国宝十一面観音さま
今津のザゼンソウ群生地
マキノのメタセコイヤ並木は見事な青空
敦賀の人道の港ムゼウム
そして、個人的に一番楽しみにしていた、湖北野鳥センター
というのも、毎冬必ずやってくる一羽のオオワシ”山本山のおばあちゃん”に会いたいからです
オオワシ(猛禽類の中では最強)にしては可愛いネーミング
29年連続で同じ個体が長浜に帰ってきて(これ自体が奇跡!)山本山をねぐらにしていることからその名が付きました
冬、この湖北で英気を養って極北へと帰っていきます
と・こ・ろ・が・・・
大寒波がきたかと思うと今度は暖気がおしよせて、
冬景色どころか、雪のかけらも見当たらず・・・「春みたいやね~」と皆さん残念そう
つまり、冬の渡り鳥はどんどん北へ帰っていって、オオワシも今にも飛び立ちそうだと野鳥センターの方
(あ、コハクチョウの群れがいました!)
せめてあと一日、あと一日待っていて(願)と心の祈りが届いたのでしょうか
なんとかギリギリ、私たちが訪ねた日(2月19日)には山本山にとどまっていてくれて、
飛翔する姿も見せてくれたのでした
この時、この旅一番の歓声があがったのは言うまでもありません
後日、2月21日、オオワシは飛び立った後、行方不明になり山本山に帰ってこなかったことから、
無事北帰した、とのことでした
本当に待ってくれていたのかも・・・
普段は日帰りなので、物思いにふける間もなく帰っていますが、
今回はのんびりぼんやり、空を見上げる時間もたっぷりあり
春の足音も聞こえてきそうな陽気なお天気の中、
湖北って、いいなぁとしみじみ感じて帰ってきたのでした
お宿から竹生島と比良山系を望む









