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2025/12/29

初冬の軽井沢 万平ホテルに寛ぐ

夏に引き続き、お客様のリクエストでふたたび訪ねました。

「何が好きって…

やっぱり口にできない。

ここに来ればわかる、あえて言うなら空気感かな」

四季を変えて参加くださるお客様。

以前、軽井沢の魅力を尋ねると、そう答えられました。

少しわかる気がします。

信州の森とは少し異なる都会の匂い。

そんな洗練された佇まいもあれば、明治からの古い佇まいも残り。

新旧が交差する、それが魅力になっている、そんなことでしょうか?

贅沢にも万平ホテルに連泊というのも

気分を高揚させる要素でしょうね。

旧三笠ホテルが博物館としてオープン!

早速訪問してみました。

明治39年創業、純西洋風の木造建築です。

避暑客の社交場として64年間軽井沢と共に歩んできた歴史があります。

軽井沢銀座の裏通りにある聖パウロ・カトリック軽井沢教会です。

この教会のフォルム好きです。

勝手なイメージですがキジ島の教会に似ていませんか?

最近できたという小諸のウィスキー蒸留所へも。

テイスティングがなかなか…空きっ腹にはくらっと。

スコットランドに似た冷涼な気候と、

浅間山の麓という自然の恵豊富な森がウィスキー作りには適しているようです。

なんでも結局は美味しい水ですね。

よってここでいただくのは必然蕎麦となります!?

お店の名物らしき辛み大根の漬け汁でいただくお蕎麦にチャレンジ。

これが苦行。涙なくしては食べられませんでした。

とにかく辛みが半端なく舌がピリピリと…

でも、その土地の名物には果敢にトライしたいものです。

だってそれが旅ってもんですからね。

さてお口直しに…!?

新しくできた黒柳徹子さんのミュージアムへ。

黒柳さんの美意識の結集。

小さいながら黒柳さんの魅力が詰まった美術館でした。

もう一つ、新しい施設へ。

安東美術館です。

こちらは日本で唯一の藤田嗣治だけの作品を紹介する私設美術館。

やはり無駄のない空間で、展示の演出も洒落ていました。

おかげさまで、仕事ながら四季を変えて訪ねる機会を得て思います。

「また戻ってきたい」

贅沢だからこその甘美。

これにとらわれると、ちょっと抜け出せませんね。

冬枯れ感がいい!

落葉樹のこの影絵風もいい!

こうなるとなんでも贔屓目に映るってもんです。

願わくば、この落ち葉が土となり、ふたたび新緑の源なって青葉に変わる頃、

やっぱり戻ってきたいですね、ここ軽井沢へ。

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