北緯45度、日本最北端、稚内から礼文島へ
カレンダーを見れば、7月もはや半ば過ぎ。
暑く長い夏も、もうすぐ3分の1が終わる・・?
と思えば、ホッ、、とするのが正直なところです。
関西で汗だく・ゆでだこツアーの添乗つづきだった
他のスタッフには申し訳ないのですが、
こちらは、高原と日本最北端で7月を過ごしてきました。
まずは、標高800mの裏磐梯高原へ。
お部屋から会津磐梯山を望む裏磐梯高原ホテルに連泊し、
目にも涼しい高原の沼めぐり。
地元の方は「ここ2~3年、けっこう暑いんだぁ」とぼやいておられましたが、
下界の蒸し暑さを思えば、軽くしのげます。
そして今週はいよいよ涼しさ本番、日本最北端の稚内と礼文島へ。
初日の稚内。風がからっとして気持ちがいい!
最北端の鉄路と、大鵬関の石碑。
終戦時、樺太からの引き揚げ船で、母親に連れられた幼い大鵬は、
ここ稚内に上陸したそうで、自身の相撲人生の原点と語っていたそうです
ほかにも、「南極物語」のタロ・ジロで知られる樺太犬たちが、
極地行きの前に訓練をしたのが稚内だったりと、
プロローグの稚内ですでに胸がいっぱいになってしまいましたが、
もちろん、旅のメインは礼文島。
台風の影響か、けっこうな強風のなかを船で2時間。
思いがけず、くっきり利尻富士が見えました!
青空ものぞくなかのハイキング。
風で帽子が飛ばされそう。
この日は風速7m。
「私たちにとっては、そよ風です」と、ガイドさん。
次々あらわれる花と、どっしり揺るがない山と、波のように絶え間ない風と、
忙しく五感でたっぷり味わったハイキングでした。
でも、桃岩も霧のなかから姿をあらわしてくれました。
そして、礼文島で忘れてならないのは、島のお宿、コリンシアンさん。
口だけでなく、体が全身で喜ぶおいしい食事と、疲れのとれる温泉。
島の幸、年々取れなくなっているというウニ丼もしっかりいただき、
・・・すみません、他のスタッフの目が怖いです。
ほんとうに、暑さ知らず・疲れ知らずの4日間でした。
いろんなことに、ありがとう。