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2025/10/26

屋久島にて、大雨、大雨、小雨、ときどき虹、また…

NHKをつければ、テレビ画面のはじっこに青い帯。

~~鹿児島県南部に前線停滞~~

~~屋久島・種子島は大雨に注意~~

そんなテロップが流れ続けた2~3日をすっぽり挟んだ

10/21(火)から10/24(金)にかけて、屋久島を訪ねてきました。

まる4日間の滞在中、たぶんトータルで150mmは降ったと思います。

数値を足していたわけではなく、肌感覚。

昨夏ぐらいから、関西では夏場にほとんど、まとまった雨が降りません。

あまりの雨の少なさに、

貴重な雨が降るたび、降水量を計るようになりました。

といってもカンタンです。

桃やミカンなどの空き缶をベランダに置いておき、

物差しを差し込んで溜まった雨量を測るだけ。

昨夜はけっこう降ってたな、と思っても、せいぜい一晩で10mmです。

雨ふれ~、雨ふれ~と念じていた夏の願いが今ごろ届いたのか、

屋久島で盛大に降られました。

大雨なんて言葉では足らず、ドボッドボの雨。

矢のように線を描き、突き刺してくる雨。

ちょっと小やみの優しい小糠雨。

油断して傘をしまったら、またすぐ、バラバラと打ちつけてきます。

大雨警報が出たり、船が欠航になったりで、予定していた観光はほぼできず、

やむをえず別の場所へ。

屋久杉自然館、植物園、古民家に上がり込んでのお弁当、

ウミガメの産卵地の砂浜、雨のなかの森歩き、

怖いもの見たさの川と滝。

島在住30年のベテランガイドさんだからこそのご案内でした。

「屋久島には、呼ばれた人しか来れないんですよ」

「皆さん、ひょっとしたら屋久島の神様に、

大歓迎されてしまってるんかもしれません」

ガイドさんのそんな言葉が、3日目ぐらいから、ホントに思えてきました。

願わくばもう一度、今回ご一緒した皆さんともども、

屋久島に呼ばれますように。

その時こそ、この雨でますます葉を茂らせている

屋久杉に出会ってみたいものです。

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