屋久島にて、大雨、大雨、小雨、ときどき虹、また…
NHKをつければ、テレビ画面のはじっこに青い帯。
~~鹿児島県南部に前線停滞~~
~~屋久島・種子島は大雨に注意~~
そんなテロップが流れ続けた2~3日をすっぽり挟んだ
10/21(火)から10/24(金)にかけて、屋久島を訪ねてきました。
まる4日間の滞在中、たぶんトータルで150mmは降ったと思います。
数値を足していたわけではなく、肌感覚。
昨夏ぐらいから、関西では夏場にほとんど、まとまった雨が降りません。
あまりの雨の少なさに、
貴重な雨が降るたび、降水量を計るようになりました。
といってもカンタンです。
桃やミカンなどの空き缶をベランダに置いておき、
物差しを差し込んで溜まった雨量を測るだけ。
昨夜はけっこう降ってたな、と思っても、せいぜい一晩で10mmです。
雨ふれ~、雨ふれ~と念じていた夏の願いが今ごろ届いたのか、
屋久島で盛大に降られました。
大雨なんて言葉では足らず、ドボッドボの雨。
矢のように線を描き、突き刺してくる雨。
ちょっと小やみの優しい小糠雨。
油断して傘をしまったら、またすぐ、バラバラと打ちつけてきます。
大雨警報が出たり、船が欠航になったりで、予定していた観光はほぼできず、
やむをえず別の場所へ。
屋久杉自然館、植物園、古民家に上がり込んでのお弁当、
ウミガメの産卵地の砂浜、雨のなかの森歩き、
怖いもの見たさの川と滝。
島在住30年のベテランガイドさんだからこそのご案内でした。
「屋久島には、呼ばれた人しか来れないんですよ」
「皆さん、ひょっとしたら屋久島の神様に、
大歓迎されてしまってるんかもしれません」
ガイドさんのそんな言葉が、3日目ぐらいから、ホントに思えてきました。
願わくばもう一度、今回ご一緒した皆さんともども、
屋久島に呼ばれますように。
その時こそ、この雨でますます葉を茂らせている
屋久杉に出会ってみたいものです。











