岸和田だんじり祭まであと6日
岸和田だんじり祭のツアーをいよいよ来週に控え、
銀ステでは初企画とあって、本日下見に来ています。
これはスタッフにも驚かれましたが、
私の初添乗は、何を隠そう(かくしてもいませんが)
全国区でも荒行事で知られる岸和田だんじりでした。
とはいえ正しくは、試乗だったのですが・・・
まず、これに参加してみて、仕事としてやっていけそうか判断ください、
という、今思えば、私のその後の人生の岐路だった・・・
添乗業務で、最も緊張するのは、多分同じ職業の方ならどなたも
「祭旅」なのでは、、、
天候に左右されることは、もちろんですが、
混雑状況によって、時間配分や集合場所の設定など、
予定外が必然となるため、
添乗員は毎度、予測、判断、決定をくださないといけません。
しかも、その判断が吉と出るとは限りませんし、、、
バスの中なら、マイクで案内できるところが、
人混みの中での、全員周知は、結構なハードルです。
それが、死者が出る事も度々という悪名高き、
いえいえ真剣勝負、勇壮な祭りならなおさらの緊迫。
《ちなみに岸和田だんじりの見物心得なる案内によると・・・
「勇壮」と同じく共存しているのは「危険」です。と 》
ところが、初の添乗に試乗とあって若干緊張するも、1日を無事終えた私。
その日の事務所への報告で、
「どうですか?この仕事続けられそうですか?」と尋ねられ、
「はい」と躊躇なく答えたのでした。
ああ、思えばこれが運のつきだったのねぇ~!?
つまり、そのツアーの手配は、観覧席がきちんと確保され、
ご年配の方も安全な環境下で、迫力のだんじり巡行を見物できたのです。
初の添乗(試乗)業務でしたが、なんの不安も感じることなく
業務を終えたのです。楽勝、楽勝と。
よって、先の報告で
「お祭りって楽しいですね」と余計な一言をポロリ。
と、その言葉に反応して、
「じゃあ、次はおわら(おわら風の盆)に行ってもらいましょうか」
添乗のセンスは、、、祭りで泣いた分だけ磨かれていくように思います。
あれから数々の恐ろしい祭添乗を経験してきましたが、
あの、今の私を占う(大げさな)、
初秋の青空が澄み切っていたことしか記憶にない、岸和田だんじり祭。
街は、すでに、祭モードに入っているようでした。
観覧席が着々と設置されていました。
狭い通りにズラリと提灯が並びます。
祭が近いことを感じますね。
ついでに、岸和田漁港で、ランチタイム。
名物穴子丼をいただきました。でっデカイ。
人気店も商売より何より、祭り大事のようでした。
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