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2013/7/11

嵐山吉兆に行く

「美味しい旅には、必ずあんたが添乗やね」
と、お客様
「はい!もちろんです」

だいたい、添乗中のおきまり挨拶も定着
「他のスタッフには、外でうどんでも食べときなさい!
私はもちろん、ご一緒しま~す」と

多分、今更どなたも信じて頂けないでしょうが・・・
私は、あまり食べ物に興味がないのです
もちろん、美味しいものは魅力的です、が

でも、懐石&コース料理は大の苦手
いえ、本当に食べられないのです

私の酒飲みは、なぜかお客様にも浸透
なので、あえていいますが、私の好きな食べ物
ずばり、酒の肴
って、こんな個人情報はいりませんね

ただ、そんな私が、
「また、あんたかいな」と言われながら、
銀ステでは、なかなかの高額料金のお店に
ご一緒する理由

実は・・・
場しのぎです

高級料亭、とか、一流と言われるお店での
早い話が自分鍛練

たいがい、お店の方には、
「え?添乗員さんも、同食ですか!?」と驚かれます

私「はい、もちろんですが、何か?」

すまし顔で、そう答えます

ある日、お客さまのアンケートに
「添乗員さんを小馬鹿にしたような店のスタッフの
対応に、気分を害したことが以前ありましたが、
あなたなら大丈夫ですね」
こんなコメントがありました

「はい、大丈夫です」

長らく、裏方仕事をしてきて分かるのですが、
ホテルでも、お店でも
一流と言われる場所は、
万人へのサービスが平等です

なので、私は常に心がけていることがありまして、

お客様へのサービスはあたり前
でも、同行するスタッフ(添乗員)への
対応がおざなり、これはアウトです!!

さらに無名の銀ステはまさに見極めに適します

でも、お連れするお客様は場馴れした方々
なので、私が馬鹿にされてはいけない、そう思ったのでした

まあ、びっくりするくらい
添乗員ではないです、たぶん私は

バッチは外します
旗は立てません

先日の嵐山吉兆では、
「他のスタッフさんには言わないから今日のこと(ふふふ)」
とお客さまから目配せまで

さらには
「今日は、珍しく飲まないのね」
いえいえ、仕事中ですよ・・・珍しいって

一度は行きたいという料亭の価値は、いまだに分からない私
でも、それを守ってきた食文化にはとても共鳴できるのです

願わくば・・・私に、煮炊き、ご飯、水物はいらないのです
ちょっこと、美味しい酒のアテと会話を・・・

「オヤジかい?!」

はい、オヤジです

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