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2025/11/01

巡礼ツアーの添乗は学びです。そして原点回帰。

忙しい。

バス会社さんに電話して

「運転手いないから無理」

そう断れることにもすっかり慣れてきたのに。

我が身に降りかかると、、、

こういうことかーーーいやはや大変です。

この秋はちょっとシフトに苦労しました。

もちろん、現場が?いえいえ違います。

結局お客様に皺寄せが、、、と思っていたのですが。

それが案外、というお話です。

あれだけ催行してきた隠岐諸島に初めて訪ねたのが僅かひとつき前。

慣れない人間が行くのも改善点が見えていいかと思っていたのも遠い昔。

その直後、秋の多忙期に入るとそうも言ってられなくて

やっぱり慣れた人間が行くのが楽。安心。時短。

となるのですが…

今年はそうもいかず、

お客様の「このツアーの添乗員はきっと…」

その予想をことごとく裏切っています。

すみません。

その際たるが、巡礼ツアーです!

先日、いわゆるご開帳ツアーへ添乗に出ました。

で、朝の段階でお客様の表情が微妙になる中、追い討ちをかけるように

鉄板ネタ。

「今日、このツアーの添乗が私ってことは…

秋のシーズン、当社も人出不足とご理解ください」

それなりに笑いをとったようにも?

カラ笑いから始まるツアーですが、

個人的には、いつも以上に一生懸命添乗業務に励みます。

これが新鮮。勉強になる。

そもそも「知らないことを知る」、これがこの仕事の真骨頂でしょう。

すっかり小手先で無難にできるようになっています。

でもその最高点は「それなり」。

伸びしろの短さよ!

学びあってのブラッシュアップ。

「そうだったんか」

今更知ることのあれま多いこと。

やっぱり大事ですね、一歩の成長は。

そうして自己満足も加わってとりあえず滞りなくこなした旅。

次回の、44年ぶりのご開帳ツアーをそれなりに流暢に宣伝をしていたら

「添乗、また貴女なの?」

すぐさま頭によぎるスケジュール帳。

いえいえ…でも来月もシフト調整は難しいまま。

だからとっさに口に出たんです。

「大丈夫です、少なくともAさんではないですから」

はい、その場もカラ笑いで終わりました。

が、お客様は正しい。

 

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