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2025/7/29

恐山とスタンディングウーマン

「人は死んだらお山さ行ぐ」

死者と生きる者との交わる場所、恐山と

アートの町を標榜する十和田

この異色の取り合わせで、青森を訪ねてきました。

本州埼北の下北駅に降り立ち、

みなで周った恐山の地獄と極楽

津軽半島の東の先っぽ、尻屋崎では、寒立馬の姿も。

北海道が猛暑というなか、青森もかなりの暑さでしたが、

奥入瀬では涼しい風にも吹かれました。


折しも青森は、一週間後に迫ったねぶたの準備の真っただ中。

お宿の若いスタッフさんが仰っていました。

「ぼくたち青森の人間は、ねぶたが近づいてくると、じゃわめぐんですよね。
 じゃわめぐ。心がぞわぞわする、落ち着かない、そんな感じです」

 

それを受けて、最終日にお客様がおっしゃった言葉。

「初めて行った奥入瀬は、ふーん・・って感じやったけど、
 恐山と十和田の美術館が、すんごくよかった。
 それこそ、じゃわめいたわ!」

(「スタンディングウーマン」と対面中)

別れ際、「これからも、じゃわめぐ所につれてってね~」

と軽快に手を振って、去っていかれました。

 

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