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2021/9/02

我が街再発見の旅「有馬温泉」

本日は、有馬温泉へ行って来ました。

実は添乗で有馬へご案内するのは初めてでしたが、

こじんまり4名様での出発だったのでまさに家族旅行気分です。

ちょうど昨年の秋GOTOキャンペーン真っ只中の時、

休日を利用してきた時は、人、人、人でしたが

さすがに今はがらーんとしていて貸切状態です。

歴史あるお宿の御所坊や旧駿河屋、その周りの数軒が

国の登録有形文化財になったということで見学を兼ねて、

日帰り温泉を楽しんできました。

 

なんと言っても御所坊のお宿の方(社長さん!)が熱心に

面白い有馬温泉の歴史についてお話してくださいました。

その歴史は、日本書紀が書かれた時代まで遡りました。

元は有間と表記されており、有馬になったのは明治ごろからだとか、

名だたる著名人が訪れた有馬温泉、

豊臣秀吉は有馬のリゾート計画をしたけれど、始めたのが晩年だったため

南側は道が整備されまっすぐだけど、北側は間に合わず、

結果入り組んだまま残っていることなどなど、、、

 

こんな風に宝塚からすぐの有馬を楽しむのは初めてです。

 

お話を聞きながら改めて、馴染みの街を歩くと、

有馬の街並みがいつもと違って見えました。

 

有馬籠の工房も見学

今ではここ1軒だけだそうです。

 

ヨーロッパの観光地では旧市街として歴史ある街並みが各地で残されています。

有馬も日本ならではの旧市街の雰囲気を守って活かすべく

今いろいろな取り組みが行われていて、

今回の登録有形文化財に申請されたのもそのためだそうです。

 

ところで、日本語ではあたりまえに「お湯」という言葉を使っていますが

英語にも中国語にもその他ほとんどの言語に、

日本語のお湯を表す単語はないってご存知でしたか??

 

例えば「Hot  water」「熱水」どれも単語ではなく形容詞+名詞の句です。

どちらも熱い水のことだけど湯とは違います。

というのも中国では、「湯」はスープを意味します。

白湯(パイタン)のように

どうやらその昔、中国人が初めて温泉を見たときに湯とつけたとか、

それが有馬の金泉だったとか、、、

 

確かに有馬の褐色の温泉はスープみたいですよね。

そんなおもしろいこぼれ話も教えていただいたりと

あまりに身近で気づいていなかった有馬温泉の魅力に

たっぷり触れることができた1日でした。

 

御所坊ではライブラリーやスイートルームも見学させてもらいました。

***次号、長月便りは9月10日発送予定です。***

夢がいっぱい詰まった甘〜い旅?をお届けします。

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