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2025/9/28

或る列車と耶馬溪

新幹線を小倉駅で下車。
そこから大分行きの「特急ソニック」に乗り換えて、
中津駅に降り立ったときから、オオッとなりました。

みどりの窓口に、黒々と「中津へようこそ」の毛筆の大書。
壁が見えないぐらい、一面に貼られています。
ドライバーさんにお聞きしたところ、書道甲子園で優勝した強豪校が地元にあるそうで、
こういうの、すごく楽しい。

あと、中津といえば、福沢諭吉先生。

そして、鳥のから揚げ!

地元の道の駅レストランでのランキング、
1位: とり天定食
2位: チキン南蛮定食
3位: からあげ定食
4位: 油淋鶏(ユーリンチー)定食
・・って、鳥ばかり。

こういうローカル色強いところ、大好きです。

そしてもうひとつ、秘かに行きたかったところ、耶馬渓。

旅人の前に立ちふさがる交通の難所、耶馬渓に通された隧道、青の洞門。

ノミ1本で隧道を掘削した禅海和尚の史実をもとに、
菊池寛が『恩讐の彼方に』を描いたことで知られます。

・・と、耶馬渓をお目当てにご参加いただいたお客様もあり、
すでにおなかいっぱい気味ではありましたが、
ツアーのハイライトはあくまで翌日の、「或る列車」。

豪華な車両。
お料理も、凝っています。

リゾットは、日田の小鹿田焼で。

列車は途中から、三隈川と並走し、最後は筑後川に架かる橋をわたって博多まで。

スケールの大きな九州の山と川が記憶に残る2日間でした。

 

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