旅行業第三種の生きる術
旅行会社といってもその業務内容は千差万別
私たちが目指すのは「第三種」
簡単にいえば「一番資本が少なく立ち上げられる
が、業務範囲も限られる、旅行業」といったところです
最近よく耳にする「着地型ツアー」はこの第3種旅行会社の新しい期待の☆なのです
規制緩和により数年前に旅行業法の改定が行われましたが
その中のハイライトが第三種の業務内容の変更(と私は思う)
以前は第三種では募集型ツアー(企画力がものをいうがリスクも高い)は
取り扱えなかったのですが
現在は大衆旅行=通過型の旅にあきた顧客が、より地域密着のこだわりツアーを求めるようになり
それを見越して現地の小さな旅行社が地元ならではのツアーを企画募集することが
できるようになったのです
募集できる地域は限られますが、その分大手の旅行会社が組みこめないような
マイナーな、もっといえばマニアックなツアーを販売できるチャンスが与えられたのです
ここに今一筋の光を見て、現在起業への道を歩んでいるのです
ただこれに関してのネックは、我々の取り扱える地域がいわゆる地方ではない点でしょう
「着地型ツアー」は都心部の顧客が地方(田舎)に出る際に魅力を感じる企画!
交通の便が悪かったりするので効率よくまわれる利点、またガイドブックに載らない
体験型ツアーなどが組み込まれるのも特徴
そうなると微妙に都心部に位置する我らの地域・・・・
着地型ツアーの本来の魅力を出せるか?疑問も
ただ力強くいえるのは、「もはや物見遊山的ツアーを顧客は求めていない」ということ
先日報告した「高齢者でも安価弾丸ツアーに参加する」は
旅の予約は、店舗があってパンフレットがたくさんおいてある、そんな店からするもの
という既成概念のなにものでもないでしょう
本当にお客が求めるもの、を提供できる会社にしたいものです
ポイントはそういう旅行会社の存在をいかにして知らしめるか、ですね
昨夜読んだ起業本のひとことアドバイス
「広告宣伝ツールの最大は口コミ」
そりゃそうだ・・・と何人がつぶやいたことか(笑)