東北秋の三部作 ファイナル「津軽りんごと宮越家公開」
「歩くんは嫌やけど、出歩くんは好き」
ツアー中に名言が飛び出しました。
これって銀ステのお客様の本質ではないですか?
今ツアーも毎度!?ですが、大変苦戦しました。
よって、一生懸命お誘い(営業)したわけですが…
その際の殺し文句「歩ける人いないんで!」
びっくりですね。
旅行ですが、
「大丈夫。歩けない人が他にもいますよ!」
「安心してください」
それが売りになるなんて、どうなんでしょうか!?
しかし。
「よかった。それなら私も行けそう」
行き先も聞かずに申し込んでくださいました。
さて、先日の隠岐に引き続き、私が不得手の東北地方へ。
秋の超観光シーズンで単なる当社の人繰り問題の結果ですが。
やっぱり山の紅葉はいいですね。
今年は山の紅葉は当たり年のようで、
まさに錦繍の絶景が続く紅葉ドライブを楽しみました。
なにせ、歩きたくない皆さんでしたので…。
ところで、銀のステッキのあるある。
おんなじ場所へ集中して企画してしまうキライあり。
この秋は東北でした。
その三部作のファイナル、津軽の秋は…もはや冬!
初冠雪を記録。
昨日まで東北だった添乗員の半袖姿が嘘のように、
雨混じりの雪。寒かった〜
ずっと凍えていましたが、
津軽の秋は、心地よい津軽弁と共に旅に深みを増していくのでした。
ちなみに今回の旅のハイライト…
まずは、宮越家の特別公開。
江戸時代前期から続く歴史ある旧家で、当代が奥様のために贈った「離れ」が
女性好みの意匠を凝らした内装が秀逸。
150年ぶりの再会とされる襖絵。
遠く大英博物館に展示される作品とここ津軽に対する襖絵があった!?
これはロマンですね。
東北の秋の味覚、りんご狩りも、岩木山をバックに。
もちろん、食べ放題といっても一個も食べられず、珍しい品種を食べ比べ。
採りたては、とにかくジューシーで果汁たっぷり。
津軽鉄道にも乗ってみました。
レトロ感が、赤字鉄道を救ったとか。
なんでも創意工夫ですね。
そして、味覚。
B級グルメをいただきました。
黒石のつゆ焼きそば。
その名の通り、焼きそばに出汁をかけた麺料理。
もちもちの太麺が喉越しよく、美味しい!
奥入瀬の山小屋ロッジでいただいたりんごピザ。
シャキッと甘酸っぱいりんごに甘いハチミツとシナモンが絶妙。
美味しい!
中泊町の推しメニュー、シジミラーメン。
肝臓に染み渡る、シジミエキスたっぷりのスープが美味しい!
何より、おもむろにドライバーさんがナイフを出して!
実家からと、朝採りのりんごをデザートに出してくださいました。
こういうの嬉しいですね。
東北三部作は、短い期間にも関わらず、最後はあっという間に冬支度。
岩木山がうっすら雪景色で終わりました。






















