私、ゆずの村の「特別村民」です
『こんにちは、馬路村です』
とってもかわいい封筒に入って時々届く、土佐からのお便り
馬路村からの広報誌です
-あ、そろそろ村は桜が咲く頃かぁ
-ゆずの穫れる時期が来たかな
四季折々ののどかな風景が見えてくるようで、ほっとする瞬間です
馬路村は、高知県の山の中
1,000人足らずの過疎の村です
車で通りすぎたら、あっという間の小さな村ですが
村の特産品「ゆず」を軸に村民一帯となって頑張っている村です
ぐびぐび飲めるゆずジュース“ごっくん馬路村”に
極上ゆずポン酢“ゆずの村”と言ったらお分かりになる方も多いでしょう
そんな馬路村に初めて訪れたのは2011年の2月
村唯一の温泉宿に泊まり、森林鉄道に乗り、
村長室で「ごっくん」をごくごく飲み、
そして最後に「住民登録」をしてきました
ここは誰もが馬路村の住民になれる村
ですから、時々馬路村の広報が届くのです
村民カードの裏面にはこう書かれています
村の自慢は、なんちゃあ無いところ
でも、おいしい空気ときれいな川、ゆず畑と杉の木に囲まれ
信号機も映画館もない田舎の村ですが、大人も子どもも、
笑顔で元気一杯に暮らしています
特別村民の特典は
村長と一緒に村長室で「ごっくん馬路村」が飲めること!
何だか見ているだけで楽しい村だと思いませんか?
でも、今回のお便りでちょっと気になることがありました
馬路村の人口が確実に減ってきているのです
私が初めて訪ねた時は1,200人でした
今回のお便りによると、人口は941人
この4年で250人の加速度的減少、とうとう1,000人を割ってしまいました
そして返信用ハガキが一通
人口減少はこれからも続くと予想され、
特別村民の皆さまに馬路村への移住に関するご意見を頂戴したい、と
・・・ふと、真剣に考えてみました
馬路村への移住 アリかな
自分を取り巻いているしがらみが全てなくなったら、
移住候補地に、馬路村を入れよう
なーんて、夢物語 ですけど!
人口は確実に減ってきていますが、
特別村民の数は増えてきて、現在8,780人だそうです
応援してくれる仲間、馬路のことを気にかけている人たちが
少しずつですが、確実に広がっているんです
そう思うと、少しホッとしました
山里の桜便りは、もうすぐそこまできています
****************************************
貸切バス・オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
****************************************