2015/11/20
童心はピーマンのほろ苦さとともに去りぬ
きのうまで、誰もが童心にかえれる「夢と魔法の国」を訪ねていたはずなのに、
子ども時代が遠くなりすぎたのか、ちっとも童心にかえれずに、
あれれ、童心っていったいどんなだっけ?と思いながら目覚めた今朝。
朝刊を開き、投書欄を読んでいて、目が止まりました。
投書の主は11歳、今はやりのきらきらネーム、霧流(きりる)君。
「ピーマンは存在してよいか」という挑発的なタイトルのもと、こう続きます。
>まず、あんなにまずいピーマンは存在していいのか、だれが作ったのか、
>ネットではでてこなかったんです。
そこで霧流くんは、お父さんお母さんにピーマンについてきいてみます。
> お母さんは「おいしいよ」、
> お父さんは「子どものころはにがかったけれど、アクセントがあっておいしい」と言いました。
けれど、霧流くんは思います。
>ぼくにとってピーマン類は野菜の極限までまずさを満たした存在なんだし、
>まさしくそれでいいと思います。
そして、祈るように願うように、こう問いかけるのです。
>しょうらいピーマン類はふえているのか、ふえていかなければいいのに。
>ほんとうに大人になったらまずくなくなるのでしょうか。
思わずぷぷっと吹き出し、そして思いました。
これが、童心だと。
そして、ピーマンを美味しいと思う、私はすっかり大人なんだと。
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