越中八尾”おわら風の盆”
おわら風の盆に行くのは、もう10年以上ぶりだったかもしれません
以前はよく行っていましたが、あまりの人の多さに疲れ切ってなかなか計画できずにいたのですが
今年は4名グループさんから「おわらやって!ツアー中止になったら私たちだけでも行くから!」と
力強いリクエストをいただき、企画に至りました
ふたをあけてみると、12名様のお申込みと、今年の祭りツアーでは大健闘
久しぶりに、あの哀愁溢れる胡弓の音色を生で聴ける期待感と
さらに人が増えて、大混雑だったらどうしようという不安と・・・
少しでも、渋滞と混雑を避けるために銀のステッキは、電車や貸切バスで向かうのではなく
小型タクシーに分乗して、タクシー乗降所を利用
あとで聞くと、電車は整理券を配布しておられたのですが、取れた席が10時間後だったとか…
大曲花火では往復電車利用をうたっていますが、あれは指定席を死に物狂いで確保しているからできる特例です
貸切バスは、駐車場から町が離れていて、さらに団体客ゾロゾロなので、一番不向き
ということで、タクシーは大正解
今日、ほんまに祭りあるん?と不安になるぐらい、スイスイと八尾へ到着
真っ暗な中に、徐々にぼんぼりのほのかな灯りが見えてきて・・・
どこからともなく、三味線の音色も聞こえてきて・・・
ああ、この感じです
これが八尾のおわら
地元の人が、本来は自分たちが楽しむための踊り
観光客に媚びない祭り
ですから、どこから踊りが出てきて、どこで待っていたらいいのか、
およそのスケジュールは発表されていますが、その通りには全くいかないので
思い思いに町を歩きながら、耳をすますのです
観客席で待っていて、どんどん右から左へと流れていく踊りを見るのとは全く違う感覚
「あ、出てきたよ、ここで待ってよ」
「あっちの方から三味線の音、聞こえてきたんちゃう?」
とか、だからこそ、目の前でその踊りを見られた時の感動は一入
深くかぶった編み笠の奥のお顔は隠れて見えず、
男性と女性の掛け合いの踊りも色っぽく、
後ろから聞こえてくる、三味線、胡弓、太鼓、囃子の独特な音色は、どこか物哀しく・・・
皆さま、おのおのに過ごしながら、各町ごとの踊りをご覧いただけたようで、何よりでした
私は、以前、おわらを訪ねた際にご一緒した方を思い出していました
懐かしいな、あの時の方は「人ばっかりで全然見られへんかったわ」なんて仰っていたな
もう今なら、特等席からゆっくりご覧いただけるはずです
初秋の風が吹く、涼しい夜でした
2025年
秋 10月
(タイトルをクリックしていただきますと、ツアー詳細をご覧いただけます)
10/1(水)~2(木) 永楽館歌舞伎と竹田城 …満席
10/5(日)~6(月) 仲秋の名月、松江水燈路
10/8(水)~10(金) 八幡平の紅葉 …出発決定
10/12(日)~13(月・祝) 小豆島農村歌舞伎
10/12(日)~14(火) ドラゴンドラと清津峡 …出発決定
10/15(水)~18(土) 八幡平と森吉山の紅葉 …出発決定
10/19(日)~21(火) 奥入瀬と弘前りんご
10/21(火)~24(金) 屋久島と種子島 …出発決定‼