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2012/7/25

馬駆ける、大草原モンゴル


あー、帰ってきたんだ…
空を見上げても、あの時見た青い空はなく、
雲の影はどこにもありません
視線もどこかにすぐぶつかってしまう

帰ってきたんですね、日本に

今回ほど、後ろ髪をひかれたことはなかったかもしれません
海外添乗に行くと、たいてい中盤から疲れが隠せなくなり、
最終日には安堵のため息
ところが、今回は帰国するのが惜しく、
1日でも長くここに居たい!
そう思わせる国でした

大草原 その言葉に偽りはなく
見渡す限りの緑のじゅうたん

流れる雲 
幾つもの雲の影が草原に落ちて

モウコノウマ
大地を駆ける馬の群れ

点々とゲル(パオ)
草原にとけこむように、人々の営みがあり、

虫が飛び立つ音と、馬の鳴き声、風の音
自然が創り出す音だけが、
この大きな大きな草原の中に響いていました

夜は、さらに静寂が訪れます
ぐっと冷え込んだ、大草原の真っ直中
ゲルの中でストーブを焚き、
あたたかいティーを飲んでいると、
風がゲルの扉をバタバタと動かしました

ゲルの扉を開けて、コートを着込んで外に出てみると
地面から180度、天体を覆うかのような満天の星空
宇宙の果てまで吸い込まれそうで
思わず、ゾクッとしました

言ってみれば、自然以外なんにもない
なーんにもない
なーんにもないところに、
でも、何かが一杯詰まっているのです

モンゴルの感想は?一言で表すと?
その問に、私はどう答えたらいいんでしょう

大草原、星空、風の音、青い空、砂埃、遊牧民、
馬、牛、羊、ヤギ、ラクダ、ヤク‥

いや、結局、何もない
それなのに、いつまでも胸に残るあたたかい気持ち

それが、モンゴルという国です

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http://ameblo.jp/arailuka/entry-11280220879.html
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