~恒例ハイキングツアー2025~ 出羽三山詣で 月山弥陀ヶ原のお花畑
毎年恒例の銀ステ・ハイキングに初めて先輩にくっついて添乗してきました
今年は、山形の出羽三山詣で、総勢27名様!のご参加です
初日の朝―
初参加の私にお客様が「私たち慣れてるから楽やで」
どう言う意味でしょうか?
旅を終えて分かりました
もう、何年も続く銀のステッキ修学旅行のような旅。
お客様自身が慣れておられて、グループ事に幹事さんが点呼され、
添乗員はグループ単位で確認すればいいだけ
助かります(お客様に甘えています⁉)
これは長年続く旅ならではで、すごいことですよね
ところで今年参加の方は、
半分の方がほぼ毎年参加の方、あとの半分の方は、この歩く会には初参加の方でした。
新旧入り混じっての年に一度の銀ステハイキングツアー、出羽三山へ
江戸時代には、伊勢神宮を「西の伊勢参り」、出羽三山を「東の奥参り」と称し、
両方を参拝することが人生儀礼とされていました
その出羽三山は、
“羽黒山、月山、湯殿山”の三山をまとめて出羽三山と呼び、
古くから修験道の霊山として信仰されてきました
特に、羽黒山は現世、月山は過去、湯殿山は未来を象徴するとされ、
三山を巡ることは「生まれ変わりの旅」とも言われます
(残雪たっぷりの月山↑)
独特な参拝に添乗員の私は、あたふたした“湯殿山”
誰よりも先に行って、走って本宮に向かい、礼拝料を納めようと宮司さんに
「銀のステッキ旅行、27名です!」と話しかけるも
・・・(怪訝そうにこちらを眺め)
「まず、靴と靴下を脱いでください!」
神聖な場に、土足で踏み入れてしまい、お叱りを受けてしまいました
大反省です
湯殿山は御神体である、お湯が湧きでる”岩”のまわりを素足でお参りするのが作法
写真撮影禁止です
足の裏からひしひしとパワーを感じました
たくさんの、高山植物に出会えた“月山弥陀ヶ原”
ガイドさんと一緒に「頑張る組」と「のんびり組」の2グループに分かれて木道を軽やかにハイキング
関西では連日35度超えの異常酷暑
こちらは少し肌寒いくらいの気持ちのいい気温
雲が通り過ぎる姿
広がる庄内平野の姿
皆さんの笑顔
これぞ山旅、素晴らしかったです
長い石段を下りて向かう“羽黒山の国宝五重塔”
当たり前ですが、下りたら上らなあきません
自信がなさ気な方が数名
でも、ここまで来たから国宝の五重塔を一目見たいと皆さんで一緒に頑張りました
(案内人の山伏さんのほら貝が鳴り響くなか、がんばりました)
全ての行程を終え、山形空港である方に目が止まりました。
何故かスッキリされています。
「”生まれ変わり”ました?出羽三山詣で?」
効果は、確実に現れていました。
聞いてみると…暑いから髪の毛を束ねられたそうです。
“しっかり若返って”らっしゃいました
旅を終えてのアンケートでは
「自然の恵みに大感謝」「出羽三山のパワーをひしと感じました」「気温19度が一番のプレゼント!」
「星空とホタルのナイトツアーが予定外のサプライズで嬉しかった」
「夏バテで弱っていた身体が元気になりました」「天気、メンバーに恵まれて100点満点でした」
などなど、とにかくあの暑さから脱出して、冷気(霊気?)を感じられただけでも
本当に生まれ変わった気分でした
旅の終わりの夜、来年の行き先会議がお客様と先輩の間で行われていました
これも毎年恒例のようです
そしてもう行先が決まったそうです。早っ!
(ちなみに、再来年の行先まで決まりました、早っっっ!!)
来年もぜひ、参加したいと思いました
じゃなかった…添乗したいと思います!
色々学びも多い旅でしたが、ここまで続いている意味もわかったように
第一回からご参加の方に加え、新たに仲間に加わってくださった全員の方に、感謝の旅でした
恒例ハイキングツアーは来年以降も、まだまだ続きます
~7月の日帰り旅行~(詳細はタイトルをクリックしてください)
7/17(木) 尼崎運河クルーズ
7/21(月・祝) 【芸文】佐渡オペラ“さまよえるオランダ人”
7/24(木) ~知られざる奈良~米ぬか靴下とシャープ
7/26(土) 芦屋花火カーニバル
7/28(月) 長浜Biwa collageビワコラージュ
7/29(火) 草間彌生展