ルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展
「今日のお昼は、何やったかな?天ぷらか?」
いえいえ
「フレンチです」
ルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展”を日時指定で鑑賞してきました。
わずか30分弱で展示を見終わったお客様に最初に質問されたのが先の会話。
あれ?
チケット代と、予約がやや面倒ということを知っている身としては…
出てくるの早すぎますよ〜
さてさて、先輩の「あんたルイ・ヴィトンって知ってる?」から始まった今回の添乗。
知ってますよ、名前くらいは!
さらに隣の席の別先輩が、「この服どう?」っと
添乗の前日に持ってきてくれて、いいかも。
そしたら、先の先輩が「あんた黒いパンツ、持ってる?」
「あのダボッとしたウォーク用のやつはあかんよ」
っと細かくコーディネートしてくれて…
とりあえず、いきなり発生した台風15号の心配より?!
“ルイ・ヴィトン”が私に重くのしかかってのスタートでした。
私自身、もちろんルイ・ヴィトンは、一つも持ってませんし、
タクシードライバーさんへの説明には
「茶色の箱みたいな鞄のとこです」っと、
イメージだけで会話をしていましたし…
美術館に到着すると駐車場は満車で、入場前から混雑を伺わせる人の列。
でもちゃんと日時指定のチケットを確保しているのでスムーズに入場。
入り口から鞄のドームをくぐって中に入ると…
ガラッと雰囲気が変わる各部屋のディスプレイに目を奪われました。
鏡張りの部屋に、ふわふわの部屋に、ドーム型の部屋に。
商品を修理する場所も展示スペースにありましたが、
そこもオシャレ…。
全てが斬新で、あれ?私、もしかしてすごくウキウキしている?
「再入場出来ません」の出口の先は、ショップ。
ちょっと覗いてみようかな〜っと思った先には、大行列。
階段の下の先まで続いていました。
私は、諦めました。はい、長蛇におののいて、決して値段ではなくですよ。
それにしてもこれだけ人を引きつける魅力!
やっぱり長く愛されるブランドには理由があるんですね。
私もあやかりたいものです。
と、呑気に思ってる間もなく、
次は、タクシーの手配、食事場所への確認、ツアーに宣伝などなど…
あれこれして、すっかり汗だく。
そうこうしているうちに
私の“初!ルイ・ヴィトン”は、すでに遠い思い出になっていきました。