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2009/6/15

HIS

学生時代バックパッカーを気取って旅をしていた頃
まずはお世話になったのが
格安チケットを販売していたHISさん
当時かなりのチケット屋さんがあった中、安さもさることながら
接客対応が一番だったのはここでした(私的感想)
大げさに言うと私の青春時代にはかかせない存在
ところが・・・

年月を経て会社はどんどん大きくなり
単なるチケット屋の領域をはるかに越え、今では旅行業界のトップクラス入り
パックツアーには基本参加したことない私には
縁遠い会社となっていきました
かつて創業者もバックパッカーで世界を回り、創業時は机ふたつで始めた会社
そんな頃の精神はもうないのかなぁ・・と少しさみしくさえ思っていました

日曜の朝
そのHISの若き三代目社長の奮戦記がTVで放送されていました
いまや大企業の仲間入り、そんな会社の社長は
世界を放浪して、25歳でHISに入社、高卒のたたき上げ
私、ひどくこれに感銘を受けました

あの頃、創業時の社長が思い描いていたのが今の会社の姿かどうかはわかりませんが
旅を愛し現場を知るものこそが旅を提供できる
という考えが大企業となったいまでもちゃんと受け継がれているのではないかと
感じました

小さな事務所で二人机を並べてスタートした、というHIS
時代が変われど社長が変われど客が変われど、
その企業の精神は恒久でないといけないのかもしれません

「銀のステッキ」には強い精神があるのでしょうか

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