【個人旅行】“北欧” 添乗報告です!~終わり~
最終日は、ヘルシンキから車で1時間の小旅行
中世の町並みが残る古都ポルヴォーへ。
中世18世紀の面影を残す素朴で愛らしい石畳の旧市街と、丘の上にそびえる大聖堂。
川岸には、ポルヴォーを象徴する赤い木造の倉庫群が並びます。
右の写真は、何だか顔に見えてきませんか??
ここを訪れたら是非立ち寄りたいのが、このヘルミカフェ
左の茶色いケーキがルーネベリタルト
ジンジャークッキーをくだいて作ったカップケーキにラズベリージャムをのせたもの
一口食べて・・・ううっ 甘い!!
でも素朴で懐かしい甘さが口いっぱいに広がり、それがなるでポルヴォーの町の雰囲気とぴったり。
ガイドさん曰く「この甘さはフィンランドではましな方ですよ」・・皆さん再び「!!」
青い空が映えます
最後に、フィンランドの食事を少し紹介します
代表的なもので、これがサーモンスープ
あっさりとした味付けで、お腹がもたれた時もペロリとひと皿いけちゃいます
意外とよくあるのが、リゾット。左から大エビのリゾットで、次がコーンのリゾット、最後がきのこのリゾット。
お食事のスタイルは、バラエティ豊かな前菜(サパス)を色々オーダーして、皆でシェア。
このサパスがどれも凝っていて美味しい。
そして、メイン料理を取ったり取らなかったり。
好きなお料理を楽しめるのも、個人旅行の醍醐味のひとつ、ですね
最後に私個人の感想。
北欧(スウェーデンとフィンランド)は、ヨーロッパ諸国の中では、これと言った豪華絢爛な宮殿や城郭があるわけではなく、とびっきりの絶景があるわけでもない。
それが、何となくほほえましくて、落ち着いていて、ここにいるだけでホッとします。
ポルヴォーの町を歩いている時、傾きかけた倉庫や、古びた建物がたくさん残されており、
今もそこで生活が営まれているのを見てガイドさんに訪ねてみました
「北欧の方たちには、”わびさび”の概念はあるんですか」
すると
「もちろんありますよ、英語では何と言うのか分かりませんが・・・
こういった傾いている建物や歴史を刻んだ家の方がフィンランド人には人気で、
ずっと価値は高いんです。古いものや、手を加えていない自然に価値や美を見出すのは日本人と同じです」
(フィンランドは地震や津波がないので、昔ながらの建物でも大丈夫だそうです)
「自然(なもの)、あるがままの姿」と「シンプル(なもの)」を大切にする北欧の人たち。
それが、私たち日本人と共通するするのかもしれません。
(2019/9/5~9/12 北欧2ヶ国)